青森ねぶた祭りが終了しました。
2016.8.9 -[社務日誌]
平成28年8月2日~7日に掛けて世界最大級の火祭りである青森ねぶた祭りが今年も盛大の内に終了しました。
今年も連日多くの人が世界各地から集まり、短い青森の夜を賑やかに彩りました。
連日天気に恵まれ、夜の最終日が土曜日ということもあって日程も良く、人出も多かったように思います。
入魂安全祈願を執り行った団体も勇壮でいながらも楽しく運行していました。
日立連合ねぶた委員会さんは北村蓮明作の「忠臣蔵」の名場面で、凝った造りながらも見事な重量感で一糸交える気迫が伝わります。
また、安全祈願に来られた日立連合ねぶた委員会の囃子方である凱立会さんも、昨年で凱旋太鼓が引退したとはいえ、連続で囃子賞を受賞している実力ある圧巻の音色を響かせていました。
消防第二分団ねぶた会・アサヒビールさんは千葉作龍作の「三国志・虎牢関「関羽と呂布」で、千葉作龍さんの製作50周年であり150台目の節目である記念ということで例年以上に千葉流のデフォルメが際立っていました。
青森市PTA連合会さんは 内山龍星作の「源三位頼政 鵺退治」で、中央の鵺の怪しくもどこか可愛げある迫力ある顔が、ねぶたの面白さを表現しているように見えました。
「じゃわめぐ」気持ちをこの一週間で一気に爆発させるその熱量が青森市の夏なのかもしれません。
怪我なく事故無く無事終了し、今年の夏も楽しく過ぎていきました。