平成28年8月23日に寒川神社嶽東会並び矢田部正巳会長を偲ぶ会に出席しました。

寒川神社嶽東会（がくとうかい）は神奈川県寒川町に鎮座する大社である寒川神社で奉職していた神職のOB会で、定期的に会が開催され、お互いの情報交換や交流会が行われています。

今回は、昨年お亡くなりになられた斯界の隆盛に多大な尽力をされた、静岡県鎮座の三嶋大社宮司であり神社本庁長老を務められた矢田部正巳会長を偲ぶ会として行われました。

台風により前日の交通手段が全便キャンセルになっていましたが、一夜明けると台風も通り過ぎて何とか到着することが出来ました。

寒川神社は全国でも随一のご祈祷数を誇る神社で、久し振りに訪れると参拝者の休憩所が開設されたり、神域が一層整備されていたりとより厳かでありながら親しみやすい神社となっていました。

先ずは嶽東会で正式参拝をした後、数年前に整備された神域で、寒川神社の起源といわれる「難波の小池」を中心とした神嶽山神苑を神職さんに丁寧に案内頂きました。

数年前に参拝した時よりもより木々が根付いて一層深みのある神苑になっていました。

その途中で神苑内にある茶屋「和楽亭」でお抹茶を頂いて休憩し、方徳資料館も拝見しました。

続いて参集殿に移動して嶽東会の役員会並び総会が開催され、新会長に北海道神宮の吉田宮司さんが就任しました。

寒川神社宮司さんからも挨拶があり、今回、多くの会員の方が集まる予定だったそうですが台風による影響と著名な宮司さんの葬儀が重なり、急きょ欠席される方も多数いた旨と、寒川神社の最近の動向など様々お話しされました。

欠席があったものの30名近くの会員が全国各地より集まり滞りなく総会が開催されました。

また、近況報告として東北嶽東会の活動を僭越ながら代表して皆さんの前で紹介させて頂きました。

総会閉会後は恒例の集合写真を撮影して矢田部正巳会長を偲ぶ会が催されました。

偲ぶ会からは寒川神社の神職さんをはじめ、嶽東会の奥様方も一緒に加わり往時を偲びながら大変賑わいました。

僅か一年しか奉職出来なかったにも関わらず、多くの方が声を掛けてくださいました。

また、先代宮司も寒川神社でお世話になったことから当時を知る嶽東会の皆さんにも様々な思い出の話を聞くことが出来ました。

寒川神社での職を離れた今でもこうして繋がり、親しく交流できることは大変嬉しく、とても有り難いことであります。

このご縁を大切にこれからも社務奉仕に邁進していきたいと思います。