リレー・フォー・ライフ・ジャパンの病気平癒並びルミナリエ焼納祭を執り行いました。
2016.9.11 -［社務日誌］
平成28年9月9日にリレー・フォー・ライフ・ジャパンの病気平癒並びルミナリエ焼納祭を執り行いました。
リレー・フォー・ライフ・ジャパンとはアメリカがん協会が始めた活動で、がん患者やその家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティ活動で世界中の賛同した国や地域で行われているそうです。
その活動は一年通して展開され、その集大成として今年は7月23日から24日に掛けてリレーイベントを行い、物品販売や啓発活動、ミニコンサートを伴って青森県総合運動公園マエダアリーナで開催したそうです。
リレー・フォーライフ・ジャパンでは、”SaveLives”という考え方があり、医療行為による救命だけではなく、イベントに参加したり、寄付をすることで医療が発展し、間接的にも人の命を救うことによって、「魂を救う」という意味がこの言葉に込められており使命の一つとしてその理念を大切にしているそうです。
そのイベントのひとつとして、がんで亡くなられた方や、がんと向き合っている人に向けたメッセージを書いた白い袋に明かりをつけて夜空を灯すというルミナリエという催しが行われています。
そのみんなの願いが込められたルミナリエをしっかりと慰めたいということで、昨年から実行委員会の方々から申し出があり、全ての人々の病気平癒と併せてルミナリエ焼納祭が執り行われることとなりました。
雨が降ったり止んだりしていたため焼納できるか危ぶまれましたが、拝殿での神事が終わって外に出ると小雨から止みはじめたため滞りなく火を灯すことができました。
今年も昨年同様に多くのメッセージが集まっており、立ち上る火と煙に手を合わせて皆さんの手でも直接燃やしていただきました。
今日の神事は悲しみの涙が晴れ上がり、多くの人々の願いや励ましによって元気を取り戻したような天気でした。
いつまでも綺麗に立ち昇る火柱に静に手を合わせて祈りを捧げていました。
一人でも多くのがん患者が救われ治癒されることをお祈り申し上げます。