蟹田八幡宮の例祭が執り行われました。
2016.9.16 -[社務日誌]
平成28年9月11日に外ヶ浜町蟹田地区に鎮座する蟹田八幡宮の例祭が執り行われました。
今日は中師稲荷神社、南澤神明宮とお祭りが重なり、蟹田八幡宮が最後の奉仕となりました。
蟹田八幡宮の例祭は雨が降るというのが通例となっっているため、毎年雪洞などの装飾が雨に濡れないようすぐ撤去されているのですが、今年は昨日の宵宮、本日の例祭と何年かぶりに晴れたため、境内がお祭りの装いになっていました。
今朝、少し雨降ることがあり撤去を考えたそうでしたが、すぐに止み太陽が出てきたため今年は残していたそうです。
やはり雪洞や提灯で装飾されていると気持ちも賑やかになり良い雰囲気で神事を行えます。
お蔭様で昨夜の宵宮も天気が良くお参りも多く見られた上に、久し振りの例祭での装飾に総代の皆さん大変喜んでいました。
神事終了後は蟹田八幡宮の氏子に伝承される獅子舞神楽が奉納されました。
この神楽は宵宮祭の前と例祭の朝、そして例祭終了後に奉納されるそうで、この2日間を掛けて氏子区域を周り各家庭の無病息災を祈願しながら歩くそうです。
神職(神楽奉仕者)の祓いの舞からはじまり、猿田彦の鈴の舞、そして翁の扇舞が舞われた後、2人で獅子舞が舞われ終了します。
上磯地域の蓬田村、外ヶ浜町では神楽として伝承されていているのはこの蟹田の獅子舞神楽のみで、この地域では非常に珍しいものになっています。
しかし、伝承者の高齢化、そして奉仕者の不足で残念ながら年々存続が危ぶまれています。
社務所では2日間の奉仕を終えた総代ほか皆さんと直会を執り行い楽しく過ごしました。
氏子総代皆様の益々のご健勝ご多幸を祈念申し上げます。