舞姫会の稽古が行われました。
2016.9.27 -[社務日誌]
平成28年9月23日に舞姫会の稽古が行われました。
早く来た舞姫達が活けられたお花に興味津々で先生に花の種類を聞いて盛り上がっていました。
今日は久しぶりに舞姫が全員集合しました。
ここ何回か体調を崩して一時入院していた子もすっかり元気になり、久しぶりの再会にみんな喜んでいました。
上級生の舞姫も学校の用事が重ならなかったようではじめの会から一緒に稽古を行うことができました。
先週に引き続き複数舞を特訓するため、先ずは一期生の中学生に四人舞を舞ってもらいました。
ただ、中学生は3人だけなので補助の先生も加わり一緒に舞っていました。
さすが中学生で、ここ最近ほとんど舞えていなかったにも拘らず、多少間違うところもありましたが、上手にできていました。
また、一人一人の舞も下の子達に比べると、とても綺麗に動けていました。
一旦、先生から修正箇所と以前とは異なる動きになった部分の変更箇所を確認しました。
次に先ほどとは変わり中学生が見学にまわり、小学生の舞姫が補助の先生と混ざって四人舞を二組に分けて行いました。
一期生の舞姫がしっかりと先導しながら二期生の舞姫達も遅れや戸惑うことなくちゃんとついてきていました。
先生から言われた注意点もしっかりと覚えているようで、必死に修正して舞おうとしていました。
動作も指先や足先、また次に移る動作への流れも神経を通わしているのがわかるくらい集中していました。
中学生の舞姫達もその姿に真剣に眺めていました。
中学生に負けず劣らず舞い切りましたので、次は中学生も先生方も加わり全員で舞いました。
総勢12名の四人舞を3組に分けて一斉に行いました。
総勢12名の舞はとても迫力があり、萎縮することなく、返って伸び伸びと舞っていました。
ただ、一生懸命舞ってはいるものの人数が多くなるとちょっとした合わない部分がかえって目立つ部分もありました。
それでも各組とも迷うことなく舞い切ったことは、残り二ヶ月の時間を考えると非常に頼もしく思いました。
複数枚特有のそれぞれ違う向きで舞う箇所も、回数を重ねるたびに戸惑いもなくなっていました。
入退場はしませんでしたが最後まで気を抜かずにできました。
休憩に入る前に一旦先生から細かい説明が入り、もう一度全員で舞うことにしました。
その修正箇所を2人の舞姫がモデルになって実際に動いているところを目で確認してもらいました。
また、四人で向きが変わるところの移動や手の方向を間違いやすいため、一度その部分で止まって確認しました。
それでも真剣に先生の言うことを聞いてしっかり覚えようとしていました。
徐々に動きがあってくると舞も伸び伸びとした動きになっていました。
あっという間に休憩の時間になってしまうほど今回は特に集中しておこないました。
今日は久し振りの全員そろっての休憩ですので、いつもより皆楽しそうに準備していました。
手際もよくトントンと準備が進んでいきます。
恒例となった食前・食後感謝の歌をうたって神様にお供えされた果物をいただきました。
中学生の舞姫も休憩の時に全員集まるのは久しぶりなので、とても話が盛り上がっていました。
いつもの通りお片付けのチームと舞稽古のチームに分かれて早速稽古をはじめました。
お稽古チームはもう一度、補助の先生が混じり通して舞ってみました。
休憩したからといって緊張が途切れることなく、一生懸命舞っていました。
片付け追わった舞姫も順番に加わり2回通して舞いました。
その後、全員そろったところで最後にもう一度舞いました。
徐々に周りを見なくても感じて合わせれるようにもなってきました。
最後の最後まで気を抜くことなく稽古にしっかりと向き合っていました。
今日は古事記の紙芝居ではなく「やさしい気持ち」という絵本を朗読しました。
浄く明るく正しく直く生きることが神道の道の大事な心がけでもあります。
相手を思いやる優しさを持つということが、生きる上では最も大事なことの一つだということを、少しでも知ってもらいたいと思い舞姫達に紹介しました。
終わりの会もしっかりと納めて終了しました。
それぞれに課題もよく見えててきているようで大変頼もしい限りです。
次回も全員そろって舞が出来ることを楽しみにしてます。