磯山若目神社の例祭を執り行いました。
2016.10.23 -[社務日誌]
平成28年10月23日に外ヶ浜町磯山地区に鎮座している磯山若目神社(いそやまわかめじんじゃ)の例祭を執り行いました。
冬の寒さを感じさせる気温でしたが、下北半島までくっきりと見えるほどの良い天気でした。
若目神社は若芽神社や若目龍神宮とも呼ばれ、磯山地区をはじめ近隣の人々の講社によって崇敬されている神社です。
若目という由来ははっきりと分かっていないそうですが近くに若目沢という沢があるそうで、その名がつけられたのではないかと言われています。
神社の創建は現在鎮座している裏山でがけ崩れが起きて断層が生じた際、よからぬ悪しき物の仕業によるということでその力を鎮める為に神様を祀ったのが始まりとされています。
その鎮めとなったのが龍神ということで、以来、龍神宮とも称され、漁師にも篤く崇敬されることになりました。
毎年旧暦の9月17日(新暦10月17日)に例祭が行われていますが、今年はどうしても講員が集まらないということで少しずれての斎行となりました。
磯山地区には小さい集落ながらも氏神様の磯山稲荷神社、岩木山神社の御分霊を祀る磯山岩木山神社、磯山若目神社の3社鎮座しており数十年前までは全ての神社で春夏秋とお祭りが行なわれていたそうです。
昔はこの3社の秋の大祭が終われば漁を開始したそうで、今では3社のお祭りが終わると大漁になると言われているそうです。
そのため、昔はこの3社の秋の大祭が終われば漁を開始したそうです。
今年も神事終了後は講員のご婦人方特製の汁物を頂きながら直会を行って親睦を深めました。
講中皆様のご多幸とご繁栄をお祈り申し上げます。