こころを美しくするお作法講座を開催しました。
2016.11.6 -[社務日誌]
平成28年11月3日に宮司による、こころを美しくするお作法講座を開催しました。
神社に親しんでもらいたいというのは勿論ですが、日常においてどのように神道が関わり、そして神道があることでどのような豊かな生活が送ることが出来るのかといったことを気軽に知ってもらいたいと考えて開催しました。
初めての試みにもかかわらず定員の20名は満員となり、その後もたくさんの方から参加希望の問い合わせがありました。
今回は、先ず神前にて心と身体が美しくあるよう祈願する美心祈願祭を執り行い、受講者の代表にあわせて玉串を奉り受講者全員で拝礼しました。
その後、宮司が一体ずつ手作りで奉製した受講者限定頒布の「結飾り守り」を授与しました。
美心祈願祭終了後は宮司のお話しということで人生における大事な4つの心がけを自らの経験を通してお話ししました。
日頃、神事後の社頭講話や様々な団体から依頼されて講話することは沢山あるのですが、講座として話すのは初めてだっため、話が行ったり来たり、ついつい話題をころころ変えたりと取り留めない話になってしまいました。
それでも受講生のみなさん真剣にお話を聞いてくださいました。
続いてお作法講座として実際に体を動かしました。
一口にお作法と言っても武家作法や茶道、また、マナーとして流通してるものなど様々ありますが、今回の講座で皆さんに紹介したのは私達神職が日頃、神明奉仕している神様へのお作法を日常で活かした場合にどのような作法になるのかということを教えました。
お作法とはそもそもなぜあるのかといった話から座礼と立礼のお辞儀の作法について学びました。
私達神職も毎日鍛錬していても難しいもので、皆さんもいざやってみると綺麗な形でのお作法に皆さん悪戦苦闘していましたが、少しアドバイスするとすぐ上手になっていました。
笑顔になりながら楽しく学んで頂くことが出来たようで良かったです。
お作法は一日にしてならず。毎日繰り返してようやく習得していくものですので、今日の講座をきっかけに少しでも意識して生活していただけたらとても嬉しく思います。
お忙しい中、たくさんの方に参加していただきありがとうございました。
今後も様々な講座を開催していきたいと思っていますので是非ご参加ください。