舞姫会の稽古が行われました。
2016.11.9 -[社務日誌]
平成28年11月4日に舞姫会の稽古が行われました。
一気に寒くなってきましたがとても元気に集まってきました。
少しでもレイアウトが変わったり置いているものが変わると気づくのでいつも興味津々です。
先生ともおふざけして写真撮っていました。
今日も本番同様に社殿にて稽古となりました。
ここ最近、稽古中でもだらける場面があったため前回そのことについて注意をして指導しました。
それをしっかりと受け止めてくれたのか、はじめの会が始まると姿勢を正して真剣な面持ちで臨んでいました。
より本番に近い稽古とするために胡床を並べて座らせましたが、はじめての感触だったのか不思議そうにしていました。
早速、参進するところから始めました。
規律を正したら、舞も連動するように綺麗になり呼吸もあってきていました。
どうしてもふざけたままやってしまうと、誰でも出来るところはこれぐらいでいっか、出来ないところはこれでいいや、となって結局ものになりません。
しかし、あえて時折厳しくすることで自身を振り返り、そして向上する意欲が湧いていきます。
その結果からなのか最後の最後まで集中していました。
次の舞では順番を入れかえて舞いました。
同じ整列ばかりだと、どうしてもつい見てしまう人の癖に習ってしまい、結果的に自己流に陥りやすいのですが、常に見る対象を変えることで本質的な動きがしっかりと見えてきます。
集中すると不思議に目線もしっかりしてあちこちとしないためとても凛々しく見えます。
二期生の舞姫達も一期生と遜色ないほど動きがよくなってきました。
中学生も相変わらずしっかりと小さい舞姫達をリードして舞ってくれます。
今日の休憩も神様のお供え物をみんなで頂きました。
食前食後感謝もすっかり板についてきました。
とっても甘いリンゴにみんな喜んでいました。
休憩後は本番直前ですが、少し息抜きで神話紙芝居を行いました。
今回は天岩戸の物語。もっとも知られている神話の一つですがはじめて聞く子も多く食い入るように見ていました。
息抜きした後はもう一回皆で舞いました。
遅れてきた子もすぐの稽古で体がなかなか動かないにもかかわらずよくついてきていました。
集中力も途切れることなく良い舞が舞えました。
課題であった拍の取り方も徐々にとれるようになり、特に最後の立ち座りも見事に合ってきました。
終わりの会は会館で行いました。
それぞれの一言感想も良く自分自身の課題を見ている感想ばかりでした。
残念ながら新嘗祭には一人欠席となってしまいましたが、みんな力を合わせて頑張りたいと思います。
終了後は新嘗祭の意義を知ってもらいたくお米についての冊子を読んでなぜ稲作が日本で大切にされているのか、なぜ新嘗祭がとても重要なお祭りなのかを説明しました。
またまた知らなかったことも沢山あってかとても興味深そうに聞いていました。
いよいよ雪も降りだす頃になってきましたが、くれぐれも体調管理を大切に活動したいと思います。