舞姫会の稽古が行われました。
2016.11.23 -[社務日誌]
平成28年11月11日に舞姫会の稽古が行われました。
いよいよ本番まで残りの稽古も今日を入れて2回となりました。
小学生の舞姫達は全員そろったので早速拝殿に上がり会をはじめました。
今回の稽古はじめの玉串拝礼は本番とは違う舞姫にお願いしましたが、しっかりと出来ていました。
本番同様に稽古するため、先生から当日予定している並び順を発表しました。
みんな自分の立ち位置に興味津々で頭の中で色々と動きを想像しているようでした。
確認後は早速稽古に入りました。
4人舞と3人舞の2チームに別れ、リーダを決めて玉串を配ってもらいました。
遅れている舞姫がいると想定して本番の隊形ではじめました。
はじめての立ち位置での舞にも関わらずしっかりとついてきていました。
先週よりメリハリをつけて少し厳しくする部分も増やしましたが、そのお蔭かこれまで以上に周りの動きに合ってきていました。
今週の稽古ではこれまであまり稽古では行ってなかった入退場を重点的に指導しました。
場所や人数によって歩く速度や間の取り方が全く異なるため、難しそうでした。
途中で中学生の舞姫も加わったため、改めて入退場から本番同様に行いました。
中学生が加わると一段と緊張感が増して良い雰囲気になってきました。
入退場も繰り返していたことによって徐々にスムーズになってきました。
これまでも中々バラバラになってしまう向きが変わる箇所なども大分合ってきました。
足元にも気が向くようになってきたため、遠めでも綺麗になってきました。
中学生や上級生の舞姫がうまくリードしていくため、小さい舞姫達もつられて動きがよくなってきていました。
今回の入退場は宵宮の時と違い拝殿内で狭いため、これまでよりも倍くらいゆったりと歩くようにしたため、最初のうちは戸惑っていました。
ただ、回を重ねて間隔をつかむと非常にきれいに歩幅を調整して歩いていました。
休憩前にもう一度入退場の練習をしましたが、お互いの空気や雰囲気を感じてばっちり決まっていました。
待ちに待った休憩もみんなで手伝ってあっという間に準備しました。
今回も神様にお供えされた果物を用意しました。
食前食後の感謝の歌も神職より上手になっていました。
休憩終了後は稽古が残り少ないから稽古をと、親御さんが代わりに片付けをしてくださいました。
それもあり、いつもより稽古の時間が多く取れたため早速入退場の練習からはじめました。
先導する最初に歩く子たちが優秀でうまく後に続く舞姫達の流れをつくっていました。
稽古の集中力も増してきて回を追うごとに修正点が改善されてきました。
そのため、より高度な舞を目指すために普段よりも厳しく足の運びや体の向きも指導しました。
それでも必死についてきて素晴らしい舞になっていました。
そこで、一番乱れやすい舞の部分だけを何度か復習して最後にもう一度、舞を行いました。
手の伸ばし具合もお互いを見合いながら注意しあいながら体に覚えさせます。
舞う場所が狭いため、ついつい籠りがちな動いになってしまいますが、最大限大きく優雅に見せられるよう工夫もしました。
あっという間の稽古でしたが、終わりの会には全員そろうことができました。
玉串拝礼もはじめの会同様、本番とは違う舞姫にお願いしましたが、とても上手にできていました。
残り約10日になってきましたが良い具合に仕上がってきました。