宮司さんのお正月のお話と世界でひとつだけのしめ飾り講座を開催しました。
2016.12.14 -[社務日誌]
平成28年12月14日に宮司さんのお正月のお話と世界でひとつだけのしめ飾り講座を開催しました。
神社を通して日本文化に触れて楽しんでもらおうと先月から教養講座として取り組んでいます。
前回は美しいお作法講座と題して心の持ち方やお作法を学ぶ企画を開催しました。
大変盛況だったため、第二弾はお正月目前ということで、「宮司さんのお正月のお話しと世界でひとつだけのしめ飾り講座」を企画しました。
SNSと一部フライヤー依頼だけの募集にも関わらず、すぐ定員に達しました。
まず初めに宮司より、青森市と全国の一般的な正月行事を解説しました。
意外に知っているようで知らないことが沢山あったそうで、皆さん非常に関心をもって聞いてくださいました。
しめ飾り講座ではsomething blue(サムシングブルー)主宰のフラワーデザイナー、太田コウさんが講師となり製作しました。
しめ縄で二重の輪をつくり、そこに縁起の良いお花で装飾しました。
今回、初めて体験した方がほとんどだそうで、最初は戸惑って作業していましたが、一つ一つ形が作られていくうちに笑顔も多くなってきました。
先生が進めていく見本を参考にしながら少しずつ取り付けていきます。
一見華やかで洋風な雰囲気がありますが、使用されている花は日本にある花がほとんどでどれも馴染みの深い花でした。
少しアクセントを変えるだけで現代風のしめ飾りになりとても素敵になっています。
作業も慣れてきたのか、それぞれに個性を出しながら製作していました。
今回、男性の方の参加もありましたが、意外とこういった作業は向いているようでとても上手に作っていました。
出来上がりが近づくと全体像も見えてきてより皆さん楽しい雰囲気になってきました。
しめ飾りは歳神さまをお迎えする標のようなものですが、神様はゆらゆら、さわさわと来られるという話をしたところ皆さん今年の正月が楽しみと話していました。
今回、当神社の権禰宜も一緒に参加して製作していました。
いよいよ完成間近になると出来上がった方の喜びの声があちこちから上がっていました。
今回は、宮司が語彙して神社の朱印を押した干支カードを特別に用意して取り付けました。
同じ材料、同じ手順で製作してもそれぞれに全く違う雰囲気のしめ飾りができあがりました。
また、今回の講座では完成したしめ飾りを祓い清めるため社殿に供えて修祓式を執り行いました。
盛り上がったしめ飾りつくりも神殿に上がると神妙な雰囲気に皆さん心静にして参列していました。
玉串拝礼は代表して講師の太田コウ先生に合わせて行いました。
最後に宮司から一言お話しして終了しました。
記念に自分で製作したしめ飾りを持って集合写真を撮りました。
お蔭様で第二回教養講座も無事盛況裡に終えることが出来ました。
来年も楽しく学べる講座を開催していきたいと思いますのでぜひご参加お待ちしております。