舞姫会の書初めが行われました。
2017.1.20 -[社務日誌]
平成29年1月20日に舞姫会の書初めが行われました。
新年を迎えてから初稽古となるため、集合すると待ち遠しかったかのように舞姫同士仲良くお話していました。
昨年、全員での集合写真を撮影することができなかったため、先ずは装束をもう一着装してもらいました。
着付けが終わった舞姫から大広間に集合して鈴木先生による古事記の紙芝居を聴いていました。
鈴木先生による紙芝居は初めてでしたが、みんな真剣に聴いていました。
古事記の国生みの物語でしたが、以前にも田川先生が読んでいたこともあり、内容が頭に入っていたようでした。
その後、昇殿して中学生の舞姫に合わせてはじまりの拝礼をして撮影となりました。
久し振りの再開に加え、久しぶりの衣装にとても嬉しいようでした。
ただ、撮影になるとみんな顔が強張るようで先生の掛け声で笑わせながら和やかに撮影しました。
舞姫と神職で撮影した後は、保護者の方も一緒に加わって撮影しました。
撮影終了後は恒例となった書初めとなりました。
二期生ははじめての書初めになるので、先生からまず簡単な説明を行ないました。
昨年の様子を見せると興味津々に反応していました。
まずは中学生の舞姫達から書初めをはじめました。
それぞれ事前に抱負を考えてきたいたものの、いざ筆をとると緊張するようで、中々一筆目が進みませんでした。
それでも一旦筆をおき始めるとスラスラと上手に書いていました。
書く順番を待っている舞姫達も一筆一筆に目を追っていました。
書き終わった舞姫達から順に、宮司より廣田神社の印を押してもらいました。
力強く書く子もいればとても丁寧に書く子もいたり、一気に書き上げてしまう子もいれば、少しずつ筆を進める子もいたりと、それぞれに個性が出て見ていても面白かったです。
舞姫達が終わると、次は神職の番になりました。
見られながら字を書くというのは意外にないので、神職も緊張しながら書いていました。
全員の今年の抱負を書いた書初めが無事終了し、全員にて記念写真を撮りました。
そして、昨年も行いましたが、一人一人書いた色紙を持って書いた理由と今年の抱負を発表しました。
みんなそれぞれ、真剣に考えてきてくれて、発表も立派でした。
神職も発表し、宮司から新年のあいさつが行われました。
そして終わりの報告をする遥拝を終えたあと、宮司からお年玉のお話を添えて皆にお年玉を渡しました。
今年も舞姫達の元気いっぱいの笑顔が見られて、神職もたくさん元気を頂きました。
来月も日本文化を知ってもらう行事を考えたいと思います。