神様に喜ばれるお守りとご朱印のお話しとこぎん刺しお守り袋つくり講座を開催しました。
2017.3.20 -[社務日誌]
平成29年3月14日に教養講座として神様に喜ばれるお守りとご朱印のお話しとこぎん刺しお守り袋つくり講座を開催しました。
この教養講座は神社を通して日本文化に触れて楽しんでもらおうと昨年から実施しています。
昨年から数えて4回目の講座となりますが、今回も大変盛況でした。
今回は神様に喜ばれるお守りとご朱印のお話しとこぎん刺しお守り袋つくりということで、弘前市で活躍している「ものづくりmiasa」を主催している阿保麻美さんと行いました。
先ずは宮司からご朱印やお守りの由来から、神社でどのように受けたらいいのかなどを簡単にお話ししました。
その後、お守り袋作りになりましたが、先ず自分たちが作る生地と糸、結び選びになりました。
講師のこだわりで糸は草木染を使用したものということで、非常に色鮮やかで皆さんとても真剣に選んでいました。
見本と大まかな作り方の説明をして早速作業にはいりました。
青森市では小学校の時にこぎん刺しを授業で行う学校もあります。
ただ、久し振りに触れるのもあり、また初めての方もいらっしゃり皆さんはじめは悪戦苦闘していました。
それでもコツをつかみはじめると段々縫うスピードがあがり、皆さん集中力が増しはじめて、いつのまにか無言となっていました。
半分ぐらい縫いが進むと設計図の形が見えてくるため徐々に笑顔が増えてきました。
それでも油断すると刺す場所を間違ったり、糸を絡ませたりしてしまうため、最後まで集中していました。
今回の講座ではお守り袋の他に、受講者限定のこぎん刺しの模様をあしらった御朱印も授与しました。
こぎん刺しをしている間に宮司が一筆一筆書き上げました。
縫いが終わるとお守りの形にするため、仮縫いをして両端を張り付ける作業になりました。
この作業も見た目より繊細な作業で皆さん苦戦していました。
それでもそれぞれこだわりがあるようで、最後の最後まで丁寧に作業を重ねていました。
個性あふれる色とりどりの素敵なお守り袋が出来上がりました。
完成したお守り袋とご朱印帳をご神前にお供えしてお祓いをしました。
先生に合わせて玉串拝礼した後、お守り袋とご朱印、そして受付の際に選んだ袋の中に納めるご神符を宮司より授与しました。
宮司より一言お話をして全て終了となりました。
頑張って製作した素敵なお守り袋とご朱印を抱えて恒例の集合写真を撮影しました。
楽しかったという沢山の声を頂きありがとうございました。
来月の教養講座は古事記BARです。ぜひご参加ください。