舞姫会の第二期終了奉告祭を執り行いました。
2017.4.3 -[社務日誌]
平成29年4月1日に舞姫会の第二期終了奉告祭を執り行いました。
一昨年に発足した舞姫会もいよいよ二期目が終わり最後の稽古日となりました。
残念ながら全員集合することは出来ませんでしたが、みんな元気よく集まってくれました。
最後の稽古日でもはじめの会はしっかりと行いました。
終了奉告祭を執り行う前に最後にもう一度全員で舞いました。
最後の稽古日という意識もあってか、いつも以上に丁寧に、とても綺麗に舞っていました。
ふと第二期がはじまった頃のことを思い出すと第一期に負けず劣らずの個性は揃いで、どうなるかと思いましたが、最後までついてきてくれました。
また、舞も途中からの習得にもかかわらず、今日の稽古を見ると人の動きの真似ではなく自分自身の舞をしっかりと舞っていました。
2組に分かれての舞でしたが、どちらの組も乱れることなく舞えていました。
また、第一期生、第二期生ともに隔てなく仲良く出来ていたのが舞にも表れているようでした。
舞終了のお辞儀も舞にぴったりと合っていました。
舞の稽古のあとは稽古終了を神様にお伝えする終了奉告祭を執り行いました。
これまではご神前に奉仕する側とでしたが、参列する立場といことでそわそわしていました。
白い小忌衣を羽織ると嬉しそうにしながらも緊張した面持ちになりました。
お行儀よくお祓いも受けていました。
祝詞奏上中もよそ見することなく祝詞の言葉を聞いているように静かに座っていました。
玉串拝礼では卒業する舞姫から奉ってもらいました。
すっかり玉串拝礼も神職のように上手にできるようになっていました。
奉告祭終了後、先生が製作した一年間のアルバムを一人一人に一年間の労いの言葉を掛けながら渡しました。
先生のお話に真剣に耳を傾けながら大事に受け取ってくれました。
受け取ったあとは、廣田会館に戻り一斉にみんなで開きました。
みんなで見回しながら騒ぐと思いきや、食い入るように見ていました。
一通り見終わった後はそれぞれのアルバムにメッセージを書きます。
一年間分の思いもあり、書ききれないくらい濃密にメッセージを書いていました。
今日、来られなかった舞姫達の分にもしっかり書きました。
一年間、活動に理解を示して、忙しい中にも関わらず支えてくださった保護者の方々にもメッセージを書いてもらいました。
あっという間に時間が過ぎ、全員が書き終わったところで終わりの会を行いました。
今期最後の玉串拝礼は中学生にお願いしました。
一糸乱れず揃った拝礼でした。
宮司、先生から最後にお話しをしました。
これで終わりかと思いきや、卒業する舞姫から皆に向けた手紙を書いてくれました。
一人一人に向けられたメッセージについ涙が溢れそうになりました。
ただ、卒業といってもこれで関係が絶たれるのではなく、これからも暇が出来れば遊びに来てほしいと思います。
恒例の集合写真で無事今期も終了しました。
一年間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
来期の新規募集は未定ですが、募集の際には奮ってご相談ください。