寒川神社東北嶽東会が開催されました。
2017.5.3 -[社務日誌]
平成29年4月25~26日に掛けて寒川神社東北嶽東会(がくとうかい)が秋田県で開催されました。
嶽東会とは、神奈川県の八方除総鎮護として全国より崇敬を集める寒川神社の旧職員で構成される会で、その中でも東北出身の旧職員で結成された会が東北嶽東会になります。
4年程前に結成されてから東北各県を毎年まわり、会員同士の親睦を図るとともに各県神社の視察参拝や、情報の共有などによる斯界の発展を望むべく行われいてます。
今年は秋田県が主管となり、三皇熊野神社の宮司さんにお世話いただきました。
青森からは秋田内陸縦貫鉄道を利用して秋田県の景色を眺めながら向かいました。
桜の時期ということで武家屋敷で有名な秋田県角館で開催されました。
今回は霧島神宮名誉宮司、金華山黄金山神社宮司、仙台総鎮守愛宕神社宮司、三皇熊野神社宮司夫妻、野辺地天満宮禰宜の方々が参加されました。
懇親会では角館の稲穂という料亭で行われ、角館総鎮守神明社の宮司も駆けつけてくださり、美味しい料理と各県のお神酒を頂きながら懇親を深めました。
訪れた時がちょうど満開になったそうですが、生憎の雨に見舞われてしまいました。
ただ、雨に濡れた桜と武家屋敷が一層の雰囲気を醸し出し、とても綺麗な街並みでした。
続いて昨夜の懇親会にも参加して頂いた角館総鎮守の神明社にて正式参拝をさせていただきました。
宮司は他神社の奉仕があってお会いするのは叶いませんでしたが、助勤で来られている女性の宮司にご奉仕頂き、名物のお団子も頂戴しました。
その後、田沢湖周辺の水芭蕉やカタクリの見学をして解散となりました。
各県を代表する方々ばかりで終日、大変勉強になり楽しく過ごすことが出来ました。
こうして寒川神社での奉職が終了したあとでも斯界発展のために協力して交流が持てるのは大変ありがたいことです。
来年は山形県で開催予定ですのでぜひまた参加したいと思います。