舞姫会の稽古が行われました。
2017.6.11 -[社務日誌]
平成29年6月9日に舞姫会の稽古が行われました。
今週はほとんどの舞姫が集合してくれました。
本番前残りあと2回となるため、はじめから千早を着装してからの稽古となりました。
先ずは玉串拝礼をして廣田大神様にご挨拶してからはじまります。
時間もあまりないため、すぐ複数舞からはじめました。
本番の宵宮では参進からはじまりますので、その並びから確認しました。
昨年同様に、本番では山口流篠笛奏者の山口汐花先生の伴奏のもと舞が行われるため、忙しい中、稽古へ駆け付けてくださいました。
素晴らしい笛の音色に緊張した面持ちで、いつも以上に真剣に取り組んでいました。
前回の稽古よりも遥かに良くなっていましたが、それでも細かい所は大分忘れてしまっているため、注意深く確認しました。
山口先生も舞を見ながら演奏をあわせてくれているようでした。
一回舞った後もすぐ注意点を確認して次の舞に進みました。
少しずつ舞姫達も音を聴いているようで、徐々に所作があってきていました。
また、歳が上の舞姫達がしっかりと意識して舞っているため、小さい舞姫達もそれを感じて動いていました。
参進の入退場は昨年、沢山稽古したこともあって良く出来ていました。
あっという間に時間が過ぎていき、一旦水分補給の時間となりました。
汚れてしまうので千早は脱ぎましたが、きちんと自分たちで畳ませました。
いつものように自分たちでお茶碗などしっかりと用意してくれます。
いただきますの挨拶で休憩となりました。
山口先生がとても美味しいいりんごジュースを持ってきてくださり舞姫達もご機嫌でした。
水分を取ったあとはすぐ稽古にうつり、次は実際に本番の場所で行いました。
靴と本番に使用する雪駄では、全く感覚が違うため、雪駄も準備してきてもらいました。
外で行うとより本番を意識するのか、会館内で舞っていた時よりも綺麗になっていました。
また、お参りに来られた方も眺められていたので、より緊張感を持って臨む事ができていました。
雪駄での動きにぎこちなさが残りつつも立派に2回舞うことが出来ました。
雨が少し降りだしたため、すぐ会館へ戻り終わりの会となりました。
忙しい中、わざわざお越しいただいた山口先生へお礼の挨拶をして今週も無事終了となりました。
前回出席できなかった舞姫達に先生の研修のお土産を渡していました。
千早を畳むのも上手になり、最後までみんなしっかりと後片付けしていました。