廣田苑並び参道に植樹しました。
2017.7.13 -[社務日誌]
平成29年7月6日~7日に廣田苑並び参道に植樹しました。
春先に境内に植樹しましたが、新たに黒石造園土木に依頼をして境内へ木を植えました。
植えた場所は金生稲荷神社後ろの駐車場と境目のところです。
これまで雪でつぶれた木々が縦横無尽に伸び放題となっていたため、それらを刈り取り青森ヒバを五本植えてスッキリさせて駐車場後方からもお参りしやすいようにしました。
更に国道から神社へ向かう参道が殺風景だったため鎮守の杜を形成すべく松を2本植えました。
舗装されていた所を丁寧に剥がしてそこへ植えつけました。
今回の松は将来的に参道の上に掛かり日差し除けにもなるようにと、庭園のように剪定された松でなく自然に成長していく松をお願いしました。
剪定されていない松ですが、造園屋さんがその中でも形の良いものを探して持ってきていただきました。
あっという間に植え付けが完了しました。
たった松2本ですが存在感が強く、参道に入った瞬間にこれまでよりも、とても神気溢れる雰囲気となりました。
また、毎年、青森市内の日本料理人が使用できなくなった包丁を慰霊して懇ろに納める庖刀碑の横にも松を植えました。
こちらには、いわゆる雄松のクロマツを右側に、雌松のアカマツを左側へ植樹しました。
松は「祀る(まつる)」を語源の由来の一つともいわれ、神の宿る木として古来から神聖な木として考えられていました。
そのため、料理の神様である磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)と、日本料理の四條流包丁式を創始した藤原政朝が寄り付く神籬としての意味を込めて庖刀碑の横にも植えました。
更に黒石造園土木さんから2本奉納してくださったため、八大龍神宮の社の周りにも雄松と雌松を植えました。
こちらは将来的には綺麗に剪定を施し、庭園を代表する木になるよう考えています。
松の品のある雰囲気に一気に境内も鎮守の杜として風格高くなりました。
ぜひ参拝がてら新しく植えられた木々を御覧下さい。