舞姫会の稽古が行われました。
2017.7.14 -[社務日誌]
平成29年7月7日に舞姫会の稽古が行われました。
今日は夏越大祓式を行うため、はじめの会終了後に大祓式で奏上する大祓詞について簡単に説明しました。
大祓詞はなんのためにあるのか、どんなことが書かれているのかなど絵本を通して学びました。
舞姫達にとって神話は新鮮なお話のようで、毎回真剣に、楽しそうに聞いています。
一通りお話ししたところで、外に出て手水をしました。
昨年もやったのをしっかりと覚えていたようで、ほとんど説明しなくても上手に出来ていました。
今年も昨年同様に大祓詞の前半部分をあわせて奏上しましたが、難なく読めていました。
その後、御神歌を奏上しながら茅の輪をくぐりました。
稽古の休憩では食前、食後感謝をしているため御神歌の節もしっかりと音がとれていて上手に合唱していました。
昨年経験した舞姫は、慣れたもので神職並みに先導していました。
茅の輪をくぐった後は神様にお参りをしました。
お参りの作法も手水同様に覚えており指導しなくても出来ていました。
夏越大祓式終了後は会館へ戻り、千早を着装してすぐ舞の稽古をしました。
宵宮は終わったものの、7月17日には進藤庄兵衛正次翁頌徳祭の前夜祭である神幸祭があり、舞姫の奉納が行われます。
ですから、まだまだ気が緩まないように稽古を重ねました。
少しずつ技術はあがっているのですが、同じ舞の繰り返しになってきているからか、緊張感が薄れていました。
それを踏まえてもう一度全員で舞いました。
ちょっとしたことで気持ちが緩んでしまうので、メリハリがつけられれるように指導したいと思います。
夜になっても暑いので休憩は冷たい飲み物でのどを潤しました。
本番まで時間もないのでしっかりと水分補給したらすぐ稽古です。
水分補給して少し元気になったのか、動きも良くなってきました。
千早も大分慣れてきて袖やひもなどが前程気にならなくなってきていました。
会館内で舞った後、本番同様に外に出て舞いました。
ちょうど暗くもなり本番のような雰囲気の中で行いました。
やはり違う環境で舞うと気持ちも昂るようで今日一番の出来となりました。
時間も少なくなってきましたが、自分たちが舞うお祭りの神様である進藤庄兵衛正次についても説明しました。
青森町形成に尽力したにもかかわらず、青森市の人にもあまり知られていないため、子供達にとってもこのような偉人がいたことに驚いていました。
最後は終わりの会をして稽古終了となりました。
今年も舞姫を若干名募集しますので、そのチラシを渡しました。
千早の畳み方も大分慣れてきたようで上手にたたんでいました。