舞姫会の稽古が行われました。
2017.7.18 -[社務日誌]
平成29年7月14日に舞姫会の稽古が行われました。
明後日には進藤庄兵衛正次翁頌徳祭神幸祭の本番ということで、直前の最後の稽古となりました。
はじめの会後にすぐ千早を着装して稽古に入りました。
例大祭から連続して着付けをしながら稽古をしていたこともあり、千早を着るのも上手になってきました。
早速、本番同様に外へ出て、実際の並びと同じように稽古を開始しました。
ここ数回の稽古で課題であった手の角度を一度確認しました。
どうしても外から見ている状態と違って自分の感覚だと正確に出来ていると思っても大きくずれていることがよくあります。
それを踏まえた上で参進から行いました。
雪駄や千早にも大分慣れたようで、気にしていた最初の頃とは違って気にすることなく動いていました。
また、玉串の葉なども落ちると気にすることが多かったのですが、それにも動揺することなく堂々と舞っていました。
手の向きや課題も前回より上手になっていました。
始まりと終わりの神前への礼は特に揃っていないと汚く見えてしまうところなので、復習しました。
見た目以上にきつい体の位置なので、ついさぼってだらしなくなってしまいがちですが、ここを揃えることでより素晴らしい舞になります。
あっという間に暗くなってきましたが、続けて舞を行いました。
先生から指導された箇所をしっかりと意識しながら舞っているようで先ほどより綺麗になっていました。
少ない稽古ですが、舞う度に上手くなってきていました。
終了の時間となったため、終わりの会を開いて神事の注意事項や準備など先生から説明をしました。
雨の予報ですが、晴れることをみんなで祈って解散となりました。
帰る前に自分の千早を畳みますが、すっかりと手慣れた様子で上手にしまっていました。
進藤庄兵衛正次翁もきっと喜んでいただけると思います。