青森県神道青年会で献氷祭を執り行いました。
2017.8.25 -[社務日誌]
平成29年8月26日に青森縣護國神社において青森県神道青年会の奉仕で献氷祭を執り行いました。
この献氷祭は、去る8月24日に弘前市の青森縣護国神社に於いて、青森県神道青年会が主催して斎行する神事です。
御祭神の御英霊、戦没者に対して、喉の渇きと空腹を訴えて祖国に想いを馳せ亡くなられた方々に、少しでも涼んで頂き、郷土の清水を氷にして御供えするというものです。
廣田神社のある東青支部を始め会員やご参列の方々、県内各地の神社様より集められたものです。
この場を借りて東青支部管内の神社様に対して、ご協力頂きまして誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。
当日は習礼後11時に斎行しました。青森縣護国神社宮司様を始め、公益社団法人青森県遺族連合会理事長様を始め、おおよそ10名程度の御参列でした。
さて、参進して修祓、大拍子、斎主一拝、献饌(略儀)、雷声、祝詞奏上と続きました。
その後、今年初めての企画の女子神職による2人舞の浦安の舞の奉納がありました。
参列者の方々は、普段観られたことが少ない為か、大変興味深そうに見入っておられました。
その後に、青森縣護国神社宮司様を始め、参列者玉串拝礼、撤饌(略儀)、斎主一拝、大拍子、御英霊や戦没者に対しての黙祷を捧げました。
神事後に青森縣護国神社宮司様より御挨拶を頂戴し終了しました。
本来であれば、拝殿前で記念撮影と神道青年会で植樹した桜の木に御供えした氷を撒くという行事がありましたが、生憎の大雨で中止になりました。
最後に神道青年会の会員で氷と水を撒きました。自分も水を撒くことが出来て良かったです。
さて、その後東北六県の神道青年会の親睦事業で今年青森県が当番となり、その親睦事業でのレクリエーションとしてカローリング大会をすることになりました。
新種のスポーツということです。カーリングのアイスリンクが体育館のフローリングに代わるものです。
ジェットローラーを目の前の的を目掛けて押し出すのですが、斜めに進んだり、行き過ぎたりと、なかなかコツを掴むのに苦労しました。
戦後72年が経過し自分も戦争や戦没者に対しての意識が薄れていた中で、非常に有意義な時間でした。
また、これからも戦没者慰霊祭などがありましたら、積極的に参列や奉仕をして行きたいと思います。
この献氷祭は実家でも出来るのかと思いますので、どんな感じになるかはわかりませんが、是非後世に残して行けたらいいかと思います。
なるべく風化をさせないようにしたいと思います。
記:鈴木権禰宜