金生稲荷神社の縁日祭が執り行われました。
2017.9.15 -[社務日誌]
平成29年9月10日に金生稲荷神社の縁日祭が執り行われました。
昨夜の宵宮祭(長島祭)に引き続き本祭が執り行われました。
夜中から朝方に掛けて雷や強い雨が降っていたので天気が心配されましたが、昼前には秋晴れとなりました。
引き続き初めての祭典にも関わらず多くの方にご参列頂きました。
今回数十年ぶりに祭典を復活させたという記念もあり、宮司による津軽神楽の笛演奏も行われました。
冷たくも心地よい秋風が吹き抜ける中、厳粛裡に斎行されていきました。
金生稲荷神社は宮司が就任した9年程前は沢山の神具などが所狭しとあり、お祭りが行える状況ではなく、同様に隣接する八大龍神宮が鎮まる廣田苑も荒れ放題でした。
そのため、本来の祭事が行えるよう、責任役員、総代や氏子、崇敬される方々と一緒に掃除や片付け、塗装の塗りなおし、また、庭園も頻繁に剪定を施して毎年宮司奉納による植樹も重ねていった結果、ここ数年で見違えるように綺麗になりました。
それに伴い参拝者もこれまで近寄る人もいないくらい寂れていたところから毎日、参拝に訪れる方を見かけるようになるまでになりました。
参列された方々もそのような喜びを伝えるかのように丁寧に拝んでおりました。
数十年ぶりに斎行された祭典の喜びと、氏子有志の方々から発案された宵宮の嬉しさとで、大変素晴らしいお祭りとなりました。
神事終了後は廣田会館へ移動して直会となりました。
日も暮れて御神酒も進み、金生稲荷神社のお話しなどで盛り上がりました。
来年もまた、縁日祭が行えるように計画して継続していきたいと思います。
本日は誠におめでとうございました。
また、長島祭実行委員会の皆さんもありがとうございました。