石濱稲荷神社の例祭並び海上運航が執り行われました。
2017.9.21 -[社務日誌]
平成29年9月17日に外ヶ浜町塩石浜区に鎮座する石濱稲荷神社の例祭並び海上運航が行われました。
毎年、例祭日に海上運航といって地区代表の船上で海上安全、大漁祈願祭を執り行い、海上を回遊して祓い清める神事が行われていますが、今年は台風の接近からかヤマセ(東風)が強く、海が大荒れになってしまったので公民館に祭壇を設けて行いました。
それでも各船に大漁旗が勇ましく掲げられ、漁師の皆さんが集合して厳粛に斎行することができました。
神事終了後には宮司によって祓い清められた後、船主「航輝丸」の代表をはじめ神社関係者によって海へ散供をして頂きました。
残念ながら海上に出ることは叶いませんでしたが、皆さん今年一年の無事安全の感謝と来年の大漁を真摯に祈願しておりました。
海上運航祈願祭終了後は氏神様である石濱稲荷神社へ移動して例祭となりました。
あ先程の海上運航で参列した漁師さんはじめ、婦人会の方や氏子の方々も参列して厳粛裡に執り行われました。
世帯数が決して多くはありませんが、毎年、沢山の方に参列して頂きます。
神事が終了した頃には、午前中よりヤマセが強くなり神社から見える海が高い白波をたてていました。
例祭終了後は公民館に移動して直会となりました。
直会では婦人会の方々が調理してくださった特製の肉汁と神事でお供えされた鯛の刺身を用意してくださいました。
若い世代の方々も集まり、終始笑いの絶えない直会でした。
途中、婦人会の方々が余興をはじめ、更に盛り上がりました。
区長さんも混ざりながら、また、来賓出来ていた外ヶ浜副町長も一緒に踊ったり歌ったりしていました。
来年も佳き年となるよう氏子総代皆様の益々のご健勝、ご多幸を祈念申し上げます。