舞姫会の稽古が行われました。
2017.10.7 -[社務日誌]
平成29年10月6日に舞姫会の稽古が行われました。
新嘗祭では立礼のため、はじめの会も先週からイスに座って行いました。
まだしっかり教えていないため、先生方のお辞儀を見ながら自分たちなりに礼作法をしていました。
ということもあり、今回の稽古では礼作法について勉強しました。
先ずは先生から座礼でのお作法を指導しました。
指先の揃え方、手の位置、また礼の角度などを確認しました。
自分で出来ているように思っていても意外と角度が違っていたり、腰が伸びているようにみえても丸くなっていたりとするため、2組に分けてお互い見合っても行いました。
また、新嘗祭本番では修祓(しゅばつ)でお祓いを受けたり、祝詞奏上で頭をさげたりする作法があるため、神事における作法も行いました。
同じ角度でやっているつもりでも、立礼と座礼でも全く感覚が違うため、自分の感覚と実際ではどうなっているかを鏡を見ながら確認しました。
また、祝詞奏上の時はどれくらいなのか、お祓いを受けている時はどれくらい頭を下げるかなども細かく神職同様に教えていきました。
お互いに指摘し合うことで、どこに自分が気を付けなければいかないのか、人のを見ることで理解していました。
また、先生も舞姫の前でどこが修正すべき点なのか、悪い手本を実際に見せました。
新嘗祭まで二ヶ月程となったため、少ない時間ですが舞の稽古もしました。
しばらく体調不良で欠席していた中学生の舞姫も来てくれたので皆とても喜んで舞っていました。
お作法の稽古後だったからか、いつもより姿勢が良くなっていました。
最初と最後のお辞儀も上手に息を合せ、尚且つとても綺麗な姿勢で揃っていました。
休憩もいつも通り自分たちで積極的に準備していました。
食前、食後感謝も元気よく歌っていました。
久し振りに再会できた舞姫のお友達とも楽しく過ごしていました。
休憩後は、先日、先生が拝観しに伺った、山形県に鎮座する荘内神社さんの観月祭で舞われた舞姫会の十六人舞の動画を見ました。
同年代の舞姫の舞がとても新鮮なようでとても見入っていました。
荘内神社舞姫の上手な舞が、とても刺激になったようでした。
動画を見たところで時間も僅かとなり、終わりに会にしました。
玉串拝礼を中学生の舞姫にお願いしました。
始めの会とは見違えるほど綺麗な作法になっていました。