舞姫会の稽古が行われました。
2017.10.21 -[社務日誌]
平成29年10月20日に舞姫会の稽古が行われました。
今週からより本番に向けた稽古にはいりました。
はじめの会の前に自分が使用する千早の準備をして着装させました。
千早の紐の結び方を覚えている子は忘れてしまった舞姫に教えたりして着付けていました。
今週も立礼作法にてはじめの会の玉串拝礼をしました。
礼の角度も段々と揃って綺麗になってきました。
早速、昇殿して舞の配置を確認しました。
実際に拝殿で舞う前に神事におけるお作法もしっかりと学びました。
お祓いの受け方、や玉串拝礼のタイミングなど、舞えばいいだけではなく、一緒に神事に奉仕するという気持ちをしっかりと持ってもらいます。
舞の参進から始めました。
参進のタイミングは上手に出来ていました。
ただ、日頃稽古している会館に比べて拝殿にて舞える場所は非常に狭いため苦労していました。
いつも稽古している歩幅や相手との距離感では完全にぶつかってしまうため、それを意識してしまうと次の動作が抜けてしまったり、飛ばしてしまったりしていました。
また、ここ何週間か特に意識させている細かい部分も、狭くなった途端に疎かになりがちになってしまっていました。
そういった点をもう一度意識させながら舞ってもらいました。
まだまだ狭さに苦戦をしているものの、少しずつ勘は取り戻しているようで若干修正されてきました。
残念ながら怪我で舞に参加出来ない中学生の舞姫にも手伝ってもらいながら確認していきました。
一回目の舞よりも確実に良くなっていました。
まだまだ環境が変わった影響での覚束なさはありますが、一挙手一投足集中していました。
恐らく今週の稽古で舞の距離感は大分掴めたようなので、来週はそれを踏まえてしっかりと舞えるように調整していきたいと思います。
拝殿という場所の緊張感もあってか最後の最後まで緊張を崩さずに臨んでいました。
最後の整列までしっかりと舞納めました。
最後に玉串拝礼の作法を今一度確認して休憩となりました。
今日は神様にお供えされた果物でしたが、いつもお菓子より果物の方が嬉しいようで、とても楽しそうに取り分けていました。
しっかりと食前食後感謝を唱歌していただきました。
最後に余った果物はジャンケン大会でとりわけとても盛り上がりました。
終わりの会もしっかりと礼作法を意識した作法で行っていました。
終わりの会終了後は自分たちが使用した千早をちゃんと片付けて終了となりました。
これから本番に向けてより洗練された舞に近づけられるよう頑張っていきたいと思います。