ねぶた提灯の取り付けが行われました。
2017.11.22 -[社務日誌]
平成29年11月21日にねぶた提灯の取り付けが行われました。
これまで御神前に灯されていた御神燈が経年劣化で破けていたため、当神社責任役員の柳谷章二さんがご奉納して下さることになりました。
これまでの御神燈は一般的な桶型の提灯でしたが、今回奉納するにあたって青森市に世界に誇る燈の造形文化でもある「ねぶた」の提灯を掲げることになりました。
新しいねぶた師の力で後世に残る様な作品をということで、製作して頂くねぶた師も若手の方にお願いしました。
今回、製作して下さったねぶた師は外崎源人さんと北村春一さんにお願いをしました。
大変名誉なことということで、今回は特別に必要な経費のみでねぶた師としての技術料は奉納してくださいました。
御神前という特別な場所ということで非常に難しかったそうですが、とても良い経験になったとお話し下しました。
完成したねぶた提灯は大変に立派なもので、煌々と御神前を照らし、とても迫力あるものとなりました。
題材も神獣である獅子(外崎源人作)と龍(北村春一作)がにらみ合うような合作とし、上下には廣田神社の神紋を印し、津軽家にもゆかりの深い神社ということで牡丹もあしらわれました。
一般的な提灯と違い、立体造形となっているため重さのバランスがとても難しく取り付け作業は困難でした。
それでもこだわって綺麗に配置して取り付けて下さいました。
このような提灯型のレリーフのようなねぶたは初めての試みだったそうです。
世界に一つだけの迫力あるねぶた提灯をぜひ参拝の際にご覧ください。
柳谷章二さん、ねぶた師のお二人、ありがとうございました。