細越神社のじゃばら大年縄奉納に参列しました。
2017.12.18 -[社務日誌]
平成29年12月17日に細越神社のじゃばら大年縄(おおとしな)奉納に参列しました。
廣田神社の社殿に掲げられているじゃばら注連縄を製作して頂いている細越神社で今年も大年縄が奉納されるということで招待いただきました。
細越神社は宮司が兼務している神社ではありませんが、廣田神社のしめ縄を製作して頂いたご縁から親しくさせて頂いています。
今年は様々な理由から例年より少ない人数での製作になったそうですが、近くの東北電力の社員さんの協力などもあり、昨年よりも3日も早く作り終えたそうです。
吹雪いたりやんだりの天気でしたが、神社で祭事を執り行い、登山囃子の会の方々の演奏が奉納されて掲揚が始まりました。
先日、お邪魔した際に細越神社にもねぶた師が作った提灯があるよということで、正月しか掲揚しないところ、今回特別に見せてもらいました。
昭和35年に奉納されたそうなのですが、痛みが激しく数年前に総代でもあったねぶた師さんに依頼して復元したそうです。
とても繊細な絵柄でいて色遣いが綺麗な素敵な提灯でした。
じゃばら大年縄も恒例の神饌のお餅で作ったお汁粉を食べて温まりながら見事に完成しました。
最後はじゃばら大年縄の前にて集合写真を撮影して公民館へ移動しました。
今年は昭和62年に奉納が復活してから30年の記念ということで、いつも以上に多くの氏子の皆さんの参列がありました。
はじめに登山囃子の方々から細越神社へ向かって演奏がされました。
続いて現会長の挨拶や、歴代会長、または関係者の方々から、また僭越にも私、宮司からもお話しさせていただきました。
今年も婦人会の方々が精魂こめて調理された大皿料理が並べられビュッフェ形式での直会となりました。
30年の重みを語らいながら楽しく過ごすことが出来ました。
こうして地域一体となって地元の伝統文化を守っていくことは非常に大変ですが、とても素晴らしいことと思います。
無事奉納、誠におめでとうございました。