ABA番組ハッピィの収録が行われました。
2017.12.22 -[社務日誌]
平成29年12月22日に青森朝日放送(ABA)の自社番組、夢はここから生放送ハッピィの収録が行われました。
新年はじめの回にて入社した新人アナウンサーがお稽古ごとに挑戦するというのが恒例となっているそうで、今年は舞に挑戦することになったそうです。
以前、新嘗祭に奉納された舞姫会の感謝の舞をディレクターが見ていたそうで、今回依頼がありました。
巫女舞に挑戦するアナウンサーは今年入社した、中村かさねさんと服部未佳さんです。
ひとまず神社に訪れて巫女舞に挑戦する依頼の場面まで撮影しました。
その後、巫女の装束を羽織るために舞姫達と一緒に着装しました。
子供達もテレビで見ているアナウンサーと会うことができて、とても嬉しそうにしていました。
着替えてみると、意外に違和感なく舞姫達にすっかり溶け込んでいました。
稽古をはじめるとカメラが密着して撮影しているからか、普段とは違いとても緊張していました。
緊張からかアナウンサーのお二人に指導するのも、ちょっぴり恥ずかしがっていました。
それでも一生懸命に舞を覚えようとするお二人を見て、少しずつですが声をかけるようになってきました。
ただ、子供らしく厳しく辛辣に指摘をしてもらった方が面白さとしてはよかったのですが、お利口さんばかりで丁寧に教えていました。
それにお二人もほっこりしながら楽しく稽古をしていました。
飲み込みが早く、あっという間に大まかな動きを覚えてくれました。
そこで手本なしで舞っているところを舞姫にみてもらいアドバイスしました。
また、本番は舞姫と一緒に複数舞で舞うことになっているので一緒に何度も繰り返し舞いました。
一人舞とは違って皆で合わせるとこや、反対にそれぞれが違う方向を向く動きなどが混ざるために最初は苦戦していました。
何度か舞う毎に慣れてきて複数舞も徐々によくなってきました。
一通り舞ったところでそれぞれのチームに別れて舞姫に指導してもらいました。
大分打ち解けてきたようで少しずつ撮影の雰囲気にもなれ、またお二人との距離も縮まったようで積極的に話し始めていました。
それに伴い指導もどんどん出てくるようになりました。
それでもやはり良い子達なので、とても優しいアドバイスでした。
お二人がとても対照的な動きをするのも面白かったです。
中村さんはバレエのような滑らかな動きに対して、反対に服部さんはロボットのようなカクカクしたような動きでした。
そのお二人を足して2で割ったような動きになると舞の丁度良い動きになるので、お互い見合っていました。
段々と雰囲気も出てきてあまり間違えずに動けるようになってきました。
今回、収録時間の関係上、参進、退下、間奏なしの一番のみを考えていましたが、お二人が積極的に覚えていくので難しい間奏の部分も舞うことに決めました。
歌の箇所の動きはそうでもないのですが、間奏の部分は動きが少し多くなるため見栄えがします。
また、この部分が複数で舞ったときに、うまく息が合うと、とても美しく見える場面となります。
そいったこともあり、1時間半びっちりと舞姫と稽古しました。
最後には舞姫達から総評と応援メッセージをお二人に送りました。
お二人も優しく舞姫達に接してくれていたので、とても良い雰囲気の中撮影できました。
最後には一緒に変顔するほど仲良しになりました。
大人舞姫と子供舞姫の集合写真で時間も遅くなり終了しました。
その後は先生から直接の指導となりました。
ここでちょっと、アクシデントがおきるのですが、それは当日の放送を観てのお楽しみです。
残り少ない時間で舞えるように煮詰めるため、先程以上に集中した顔もちで稽古しました。
細かいところもみっちりと指導しました。
最後に一人ずつ舞ってもらい終了しました。
あとは本番まで自主練をしてもらいます。
最後にあっと驚く仕掛けがあたのですが本番まで内緒です。
宮司は大爆笑でお二人は涙するこの展開は当日ご確認ください。
本番までしっかり稽古して感謝の思いを以てまっていただければと思います。
頑張ってください。
平成30年1月6日(土)9時35分 放映