パラオ共和国のガイドと青森県遺族連合会に表敬訪問しました。
2018.2.21 -[社務日誌]
平成30年2月21日にパラオ共和国のガイドと青森県遺族連合会に表敬訪問しました。
昨日に引き続き、今日は青森県遺族連合会へ表敬訪問しました。
これまでのパラオ共和国での慰霊祭や戦跡や遺骨の現状、また、これからの情勢変化による今後の対応など様々な意見を交わしました。
一万名以上の戦没者のうち青森県出身者として確認されているだけで120名以上、パラオ共和国で散華されています。
しかしながら、いまだに多くの遺骨は日本へ帰ることができていません。
その現状と共にこれからも慰霊に訪れてもらいたい旨などをお伝えしました。
また、今回の訪問には青森県遺族連合会の会長並び事務局長の他に、青森県英霊にこたえる会会長の青森県議会議員の阿部広悦氏が同席してくださいました。
更にこれまで2回に渡りパラオ共和国にて慰霊、また政府に陳情をしに訪問した青森県議会議員の工藤慎康氏も共にお話しいただきました。
予定の時間よりも大幅に話が交わされ、これからしていかなければいけないことがより明確になってきました。
ケルビンからは「もう戦後70年以上経っている。パラオに眠る日本人は早く帰してあげたい。かわいそうだ。」と、優しい言葉をかけて頂きました。
制度的にも時間的にも遺骨や戦跡の保存は難しくなってきます。
ぜひ、何があったか、そして今どうなっているのか、1人でも多く知ってもらえればと思います。