舞姫会の稽古が行われました。
2018.6.2 -[社務日誌]
平成30年6月1日に舞姫会の稽古が行われました。
新しく入会した舞姫達もすっかり馴染んできていました。
何事も経験が大事ということで新しい舞姫達にもどんどん所役をやってもらっています。
今年初めての奉納となる宵宮が間もなくとなっているため、早速舞の稽古にはいりました。
はじめてにもかかわらず、新しい舞姫達が舞えているので、一度あまり回りが見えない配置で舞ってみました。
そのことで、自分自身でどこの部分が覚えていて、どこの部分があいまいなのか感じてもらいました。
不安そうな顔をしていましたが、まだ2、3回とは思えない程覚えていました。
先に入っている舞姫達と出来ることに差があるのは当たり前で、先ず、自分がどのように成長していかなければならないのか考えてもらいました。
それでもめげずにしっかりと最後までついてきてくれました。
一旦、全員で舞ってみたところで、新しい舞姫達には見学してもらいました。
また、当日は所定の位置についてからではなく、参進してからの舞になるため、どのような配置に移動していくのかも見てもらいました。
新しい舞姫達にしっかりとした姿を見せないといけないと思っているのか、いつもより堂々と、丁寧に相手にも教えるかのように舞っていました。
新しい風が吹いたことで、先に入っていた舞姫達にとっても良い刺激となっています。
次は実際に混ざって行ってみました。
また、当日演奏してくださる山口流篠笛奏者の山口汐花先生も合流され、演奏を付けてもらいました。
CDで流す音楽で舞うのと、実際の本物の笛で舞うのとは勝手が違うようでした。
それでも、周りが見える配置になるとしっかりと追い付いて舞っているため、当日は堂々としていれば問題なく舞えると思います。
もう一度新しい舞姫には見学してもらいました。
実際に本物の笛と合わせるとどのような感じになるのか見てもらいました。
CDとは違い、より緊張感が生まれて素晴らしい舞となりました。
そうこうしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。
待ちに待った休憩タイムでしたが、今日の本番が近いため、飲み物だけの休憩にしました。
それでも手際よく準備してくれるため、あっという間に完了しました。
しっかりと歌をうたい、楽しく懇談しました。
山口先生もこられたということで、舞姫達も久し振りの再会に嬉しそうでした。
喉を潤したところでお片付けを皆でしました。
そして、最後に一度みんなで舞いました。
今はとにかく、舞になれることが大事なので数をこなしていきます。
これまでの舞姫達も責任感がついて、間違ったところがあれば優しく指導していました。
はじめての参進にもかかわらず良く出来ていました。
時間が過ぎてしまったので、一度舞をして終了となりました。
山口先生にも御礼を述べて終わりの会へと準備しました。
舞姫会では自分の言葉で自分のことを話すことを大切にしています。
最後の一言感想も戸惑いながらも自分の言葉をきちんと発してくれていました。
いよいよ残り2週間ほどです。
皆で良い舞が奉納できるよう頑張っていきます。