夏越大祓式の茅の輪を作製しました。
2018.7.4 -[社務日誌]
平成30年6月26日に青森市清水地区にて刈り取った茅を使用して夏越大祓式の茅の輪を作製しました。
茅の刈り取りを協力してくれるのは宮司の兼務社である清水天満宮の総代の方々で、毎年、ご奉仕下さいます。
今まで総代代表を務めていた方が残念ながらお亡くなりになってしまったので、中々地域の予定と合わず人数が少なかったのですが、それでも一生懸命に刈り取ってくださいました。
それを当神社の責任役員と一緒に神社へ持ち帰り、午後から茅の輪づくりが行われました。
先ずは茅の輪を取り付けるための土台枠をつくります。
一つ一つの木材は非常に重いのですが、上手に連携をしながら順調に組み立てていました。
今年は、茅の輪づくりを体験してもらおうとFacebookで一般の方の参加を呼びかけました。
一週間前程のギリギリに告知したにも関わらず、お二人参加してくださいました。
手際よく作っていく総代さん方を見ながら、上手に作っていました。
昔は葦の繁る国だった日本ですが、今では街中では群生しているようなところは中々、ないため、とても新鮮な体験となったそうです。
束ねた茅を茅の輪の芯となるパイプに括り付けていきます。
これまで茶色の麻紐を使用していましたが、今年から緑色のものを用意して一層瑞々しく感じる茅の輪になりました。
あっという間に土台に括り付け、茅と共に一緒に刈ってきた笹などで装飾をして完了しました。
最後は恒例の記念写真を撮影して終了となりました。
写真後は喉を潤して全て終了となりました。
夏越大祓式は雨天の場合でも社殿内で執り行いますので皆さん奮ってご参列ください。
尚、受付は当日もしていますので気軽にお越しください。