舞姫会の稽古が行われました。
2018.7.11 -[社務日誌]
平成30年7月6日に舞姫会の稽古が行われました。
みんな諸活動が忙しく3人ではじまりました。
今では新しく今年はいった最年少の舞姫も立派にはじめの会の進行をしています。
前回に引き続き先ずは歌から行います。
歌詞はもちろん、拍の取り方まで間違わないように気を付けます。
何度か繰り返すうちに他の舞姫も合流しました。
一緒に歌う人が増えると、拍を正確にとることがより大切になってきます。
人数が揃ったところで、二期生の舞姫にしっかり歌えているか、正確な拍がとれているか見てもらいました。
繰り返し歌ったところで、すぐに舞いに取り掛かります。
先程までの唱歌を頭の中で歌いながら、また、拍を感じながら待ってもらいました。
これまでは自分の感覚、また周りを見ての感覚で舞っていましたが、そうするとどうしても時間差が出てきてしまいます。
それを解消するためには、全員でしっかりと拍をとれることによって、周りを見ずとも同じタイミングで動作を続けていくことができます。
拍を意識して頭の中で歌うだけで、見違えるように上手になってきました。
10日後にはすぐ神事本番となるため、参進から稽古しました。
参進も進む前のお辞儀から合わせるに指導していきます。
最初の挙動で合わないと、どうしても動きがずれやすく、また形が崩れやすくなってしまいます。
そのため、はじめの動きというのはとても重要になってきます。
少しずつその意味が体の動きと共にわかってきたようです。
たっぷりと歌も舞もできました。
汗ばんできたところで楽しみの休憩にはいりました。
例大祭で奉納された方にお配りしている神社特製の昔ながらの落雁です。
今のお菓子とは全く違うのがかえって新鮮だったのか、美味しそうに食べていました。
恒例の食前、食後感謝も新しい舞姫達もすっかり覚えていました。
時間があまりないので、一斉にお片付けをします。
今期の舞姫募集は終わっていたのですが、チラシを見て興味がるという連絡があったので見学をしてもらいました。
他の習い事とは全く違う雰囲気に戸惑いながらも楽しそうに見てくれていました。
舞姫のみんなもそれを意識してなのか、いつも以上に張り切っていました。
最後の最後まで暑い中、気を抜かずに舞えました。
終わりの会の準備でもまだまだ元気であっという間にイスを運んでいました。
いよいよ再来週に奉納が迫っていますが、仕上がりは順調となっています。
新しく入った舞姫達も宵宮での舞で自信がついたようでした。
今年も心一つに併せて平安な世を祈ります。
進藤庄兵衛正次翁前夜祭の神幸祭にて舞いますので、ぜひ奮ってご参列ください。