舞姫会が行われました。
2018.7.18 -[社務日誌]
平成30年7月13日に舞姫会が行われました。
数日後にはいよいよ本番となる進藤庄兵衛正次翁頌徳祭神幸祭での奉納となります。
そのため本番通りに予行練習をする習礼(しゅらい)を行うために衣装も着付けました。
着装したのに併せて今期の舞姫名刺用の写真撮影もしました。
6月19日例大祭宵宮での奉納が万事滞りなく納められたので、頌徳祭ではより向上した舞が奉納できるように頑張ります。
舞そのものの上達はもちろんですが、それに望む態度や神様に向き合う姿勢もとても大事です。
はじめの会後に今一度正しい拝礼の作法、また姿勢などを復習しました。
早速、境内に出て稽古しました。
先ずはそれぞれどの位置に立つのかしっかりと確認します。
本番は人で溢れ、また実際に稽古と同じ位置で舞えるか保証はできないため、基準を確認しておくことで不測の事態があっても臨機応変に対応できるようになります。
参進がはじまる整列の段階から心を鎮め、神様に向き合うよう息を整えます。
そこからゆっくりと御神前に向かって歩き舞姫全体で呼吸を一つにします。
宵宮で実際に同じ場所で舞ってはいたものの、まだまだ慣れない広い場所であるため、若干縮こまった動きになっていました。
動きが小さいとどうしても消極的な舞になってしまうため、普段よりも大きく動くことを意識してもらいます。
もちろん、大きくするということは雑に舞うということではなく、体全体を使って優雅に舞うということです。
少しずつ感覚にも慣れてきたのか、先輩舞姫が新しい舞姫達を引っ張りながら上手になってきていました。
頌徳祭神幸祭では舞奉納後に一緒に渡御するため、注意事項なども伝達しました。
あっという間に暗くなってしまったため、会館へ戻り終わりの会をはじめました。
いつも驚くのですが、みんな大舞台では緊張しない子ばかりで、逆に待ち遠しく楽しんでいるようでした。
最後の終わりの会でも姿勢よく、巫女のように清廉な態度になるよう指導しました。
青森開拓の一大恩人の功績にこれまで青森で育まれてきた感謝を一所作毎に祈念してみんなで堂々と舞います。
当日はどなたでも参加できますのでぜひお参りください。
また、参加して下さった子供には、柳谷仕出し店さんから奉納頂いたお菓子セットを授与いたします。