青森県神社関係者大会が開催されました。
2018.8.30 -[社務日誌]
平成30年8月24日に青森県神社関係者大会が十和田市民文化センターにて開催されました。
毎年この時期に県内神社の宮司や禰宜等の神職をはじめ責任役員、総代、氏子等、神社関係者が一同に参集し大会が開催されます。
今年は天皇陛下御即位三十年の記念奉祝大会ということで沢山の方が参加し、盛大に行われました。
大会テーマは「今上陛下御即位三十年を心からお祝い申し上げ大御代の平安と発展のために一層力を尽くそう」ということで、記念講演を「知られざる皇室」と題して、皇室ジャーナリストの久能靖先生にご講演頂きました。
数十年に渡ってアナウンサーとしてニュースを担当し、皇室ジャーナリストとして皇室の近くで長年取材して見て感じた、報道ではなかなか知られないお話しをして頂きました。
日頃、国民に思いを寄せて頂いている天皇陛下が、いかに、私達を思っていらっしゃるかが良くわかるお話に皆さんとても感動していました。
続き清興として十和田市下切田地区に伝承される神楽で昭和31年に第一号の青森県無形文化財に指定された「南部切田神楽」を舞って頂きました。
獅子が五頭も同時に動く様はとても迫力があり、大きな拍手が送られました。
続く式典では当神社宮司も主催者の一人として檀上に登壇し、開会の辞、神宮遥拝、国歌斉唱(二唱)、敬神生活の唱和の後、青森県神社庁長より式辞が述べられ、十和田市市長、青森県神社総代連合会会長の挨拶となりました。
表彰においては神職の勤続、または特別に功労があったものが表され、続いて役員総代の功労や多年に亘る奉仕、神宮大麻の増頒布などが顕著であった方々が表彰されました。
今年は当神社の総代長である工藤健二さんが長年に渡って敬神の念篤く、奇特の行為があるということで受賞され、氏子町会である八甲町町会長の千葉滋さんも神宮大麻の増頒布にあたって受賞されました。
次に来賓祝辞として神社本庁統理(代理)、神宮大宮司(代理)、神道政治連盟(代理)から祝辞を賜り、衆議院・参議院の国会議員の方々、県議会議員の方々が参集して下さいました。
そして本年の大会宣言案が提案され「天皇陛下には御即位三十年を迎えられ、国民斉しくお祝い申し上げると共に、天皇・皇后両陛下の幾久しい御平安を心よりお祈り申し上げる。昭和天皇の御心を心として即位された陛下が、私たち国民に御心を寄せられ、世界の平和を願われるお姿と、二度にわたる神宮式年遷宮をはじめ、折々に拝する敬神の大御心に、限りない幸せを感じるものである。今日のこの佳き日にあたり、我々神社関係者は、陛下の大御手振りに倣って祭祀の厳修に努め、それぞれの奉仕神社の隆昌に一層力を尽くすとともに、皇室の尊厳護持と大御心の弥栄のため、その責務に愈々勤しむことをここに誓う。」が宣言され、満場一致で採択されました。
最後に聖寿万歳を声高らかに挙げて滞りなく大会を納めることが出来ました。
今年も大会宣言を心中に据えて変わらない奉仕に尽くして行きたいと思います。