平成30年8月24日に舞姫会の稽古が行われました。

夏休みが終了しましたが、より元気になってみんな集まってくれました。

それぞれ夏休みの思い出もあるようで、色々お話ししていました。

大祭も、イベントも滞りなく終えたため、一旦息抜きとして舞の稽古に入る前に紙芝居の読み聞かせをしました。

なぜ舞うのかというお話しは折に触れて伝えていますが、この日本という国がどうやって成立したのか、また、どんな歴史、神話があるのかを知ってもらうためです。

当初、イスに座って読む予定でしたが、舞姫達が正座の方が良いといったので、お行儀よく座って行いました。

 

日本神話である神様のはじまりや国生みのお話しなど、とても興味深そうに聴いていました。

昔はこういった古事記の物語を聞く機会が多くありましたが、いつしか日本の神話のみならず、童話なども淘汰され、外国のものばかりとなっています。

諸外国の絵本や物語を知ることも大事なことですが、どうして日本という国が存在し、なぜ日本という文化や習慣、また民族性が生まれているかということを知るのはより大切なことです。

あっという間に時間が過ぎたため舞の稽古にうつりました。

稽古では細かい所や普段中々意識することが難しい箇所などを考えながら舞ってもらいました。

本番が近いと、どうしても総合的な動きに対する稽古が多くなってしまうので、こうして部分部分の稽古も必要になってきます。

気持ち的にも余裕があるため、いつもより和やかな雰囲気となりました。

といっても話をきいている時や実際に動く時には真剣に臨んでいました。

そういったオンオフの切り替えがとても上手な子達ばかりなので、本番ではいつも驚くような舞を披露してくれます。

今日も最後まで上手に集中して舞を取得しました。

お待ちかねの休憩ですが、夏休みに旅行に出掛けたお土産などを持ってきてくれました。

美味しいお土産を頂きながら夏休みの思い出などを語っていました。

あっという間に休憩も終わり、みんなでお片付けします。

紙芝居の時間があったため、いつもより早く終わったように感じたみたいで、まだまだ稽古したそうでした。

最後に日本の祝祭日について書かれた冊子を配りました。

日本のことをしっかりと勉強することも大事な稽古の一つです。