舞姫会の稽古が行われました。
2018.9.7 -[社務日誌]
平成30年8月31日に舞姫会の稽古が行われました。
学校もすっかり始まりましたが、夏休み期間と変わらずに元気に集まってくれています。
今日は稽古の前に防災訓練を行いました。
廣田神社では防災訓練を年に2回行っています。
これまでは神職だけで行うことが多かったのですが、今回は舞姫会の稽古に合わせて実施しました。
災害というのはいつどこで、どのように発生するかわからないため、舞姫達にも万が一の場合に迅速に動けるよう知ってもらうために考えました。
今回は二階和室から火災が発生し、補助の巫女がそれを発見、初期消火を行う所から始まりました。
初期消火を終えたのち、トイレで用を足していた舞姫を誘導し、また、大広間で稽古中だった舞姫を先生が誘導して外へ避難しました。
事前に先生から伝えていたこともあって、迅速に対応することがしっかりと出来ていました。
次に実際に消防署へ電話する通報訓練を行いました。
事前に訓練の旨を消防署へ伝え、実際に火災が発生した想定の下にやりとりを行います。
先ずは巫女がお手本で通報し、その後に舞姫会の代表一人に実際にかけてもらいました。
本当に消防署の方が電話にでて、状況などを聞かれるので、とても緊張していましたが、それでもしっかりと動じることなく受け答えが出来ていました。
その次はもう一度外に出て消火器訓練を行いました。
2人ずつに分かれて訓練用の水が出る消火器を使用します。
先ずは火元を確認して声を出して周りに知らせ、消火器のカギを外した後に的を目掛けて噴射します。
みんな上手に見事に火元を消せていました。
消火器訓練後は、その消火器が実際、神社のどこにあるかを確認するために皆に見つけてもらいました。
意外と日頃からよく観察しているようで、あっという間に全部見つけてしまいました。
消防訓練のあとは、気持ちを切り替えて舞の稽古になりました。
くじで立ち位置を決めて舞いに入ります。
9月17日に三内丸山縄文遺跡で開催されるFeel The Rootsという音楽イベントに出演させて頂くため、舞の稽古もしっかりとやらなければなりません。
それを自覚しているのか、僅かな時間でしたが綺麗に舞っていました。
次に基本となる唱歌を行いました。
大人数で舞えば舞うほど、唱歌を覚えて拍をきっちりと取れることが大事になってきます。
そのため、舞姫会の先輩と、今年入会した舞姫とに分かれて歌いました。
さすが、一年以上、舞をしてきただけあってとても上手に拍もズレることなく合っていました。
続いて新しく入った舞姫達も、まだまだ短期間にもかかわらず上手に頑張っていました。
その上で、もう一度舞をしてみました。
そうするとさっきよりも一段と綺麗に動きがあっていました。
時間は少ないですが、宮司の京都出張のお土産もあるということで、みんなで休憩にしました。
他にもお土産を沢山持ってきてくれて豪華な休憩となりました。
新しく入会した舞姫も食前食後感謝の先導に挑戦してみました。
片付けもお手のもとであっという間に綺麗に元通りになりました。
玉串拝礼をして今日も無事に終えられた感謝の祈りを捧げます。
最後にFeel The Rootsのイベントフライヤーを渡して終了となりました。
9月17日は音楽に携わる凄い方々に混ざって舞わせて頂きますので、良ければぜひ、お越しください。