石濱稲荷神社の例祭並び海上運航が執り行われました。
2018.9.28 -[社務日誌]
平成30年9月16日に外ヶ浜町塩石浜区に鎮座する石濱稲荷神社の例祭並び海上運航が行われました。
毎年、例祭日には海上運航といって地区代表の船上で海上安全、大漁祈願祭を執り行い、地区の海上を回遊して祓い清める神事が行われています。
昨年はヤマセ(東風)が吹き荒び、あまりにも風が強かったため、船上での神事も断念せざる負えなく、公民館で行われました。
その昨年とは一変、波ひとつない凪の良い天気となり神事を行うことが出来ました。
雲はかかっていましたが、凪いてるため水面が空を映してありとても綺麗でした。
久し振りの海上運航ということで、氏子の皆さんもとても喜んでいました。
海上運航後は石濱稲荷神社にて秋祭りが斎行されました。
今年の秋祭りに併せて、様々な改修工事をしてくださいました。
海風で劣化の激しかった正面の壁や、浜縁(はまえん)と呼ばれる外の床を修理しました。
また、拝殿、幣殿内の床がこれまで畳式でありましたが、腐ったり、陥没しかけている箇所があるということで全て張り替えました。
また、天井も綺麗に張りなおして修理しました。
とても綺麗になった社殿が皆さんとても嬉しいのか、いつも以上に喜びながら参列していました。
神事終了後は改めて修理箇所を祓い清めました。
また、役員、総代、氏子さん方にも散供をして祓い清めてもらいました。
今回の社殿の大幅な改修を受けて社殿正面の鳥居を氏子さん方で綺麗に塗りなおしの奉仕もしてくださったそうです。
神事終了後は公民館に移動して直会となりました。
みょうがの田楽や婦人会特性の豚汁、また、お供えされたふくらげの刺身を頂きながら楽しく過ごしました。
来年も佳き年となるよう氏子総代皆様の益々のご健勝、ご多幸を祈念申し上げます。