舞姫会の稽古が行われました。
2018.10.15 -[社務日誌]
平成30年10月5日に舞姫会の稽古が行われました。
先週は山形県から舞の講師である荘内神社の神職さんが指導に来ていただきました。
とてもいい刺激になったのか、はじめの会での雰囲気から変わっていました。
これまでも行儀正しく、しっかりとやれていましたが、一層、緊張感が出たように思います。
講師から直接、現在の正式な舞を教えて頂いたこともあると思いますし、違う先生に指導頂いたという新鮮な経験が自分達を見直す良いきっかけになったのかもしれません。
今回の稽古では前回教わったことを忘れないうちに、習ったことをしっかり思い出しながら行いました。
いくら濃密に教わっても、反復して体に覚えさせなければ決して自分の実力として身に着くことはありません。
それを舞姫達自身も感じているようで、真剣に考えながら舞っていました。
はじめの会でも感じた通り、いきなり技術的なものが上達したわけではなにのですが、取り組む姿勢の緊張感によって非常にうまくなったように見えました。
また、細かく教えてもらった箇所も先生と確認しながら進めていきます。
どうしても同じ舞をやり続けていると、何となくできているから、現上維持で良い感覚になってしまいます。
しかし、同じ舞でも鍛錬を積んだのと、そうでないものでは、同じ舞には見えない程、違いがあります。
指先のちょっとした揃え、また、顔の向き、拍子の捉え方、沈むタイミングなど、一つ一つは大したことでなくても、それらが積み重なると大きな違いとなっていきます。
その違いを肌で感じたことで、自分たちの舞がまだまだであるという気持ちと同時に、もっともっと綺麗で美しい舞ができることに気付いたのだと思います。
とは言いつつも、舞姫らしく楽しくやることも忘れてはなりません。
また、一つ、技術としての向上の目標をたてることができました。
そして、これからはより唱歌も大事にしていきます。
声もいつも以上に大きくでるようになってきました。
そして休憩時間はかかせません。
しっかりと食前、食後感謝の歌を合唱して頂きました。
片付けもみんなで楽しくすばやく。
これまで以上にメリハリがつくようになりました。
この経験を忘れずに、これからもしっかりと稽古を重ねていきたいと思います。
楽しい休憩も頑張った分、より楽しい時間となりました。
あっという間に時間もせまり、休憩の時間も程なくして終了しました。
最後は使用した千早を綺麗に畳みました。
ここ何回かは舞だけではなく、お辞儀の仕方なども稽古を重ねてきたのでとても上手になってきました。
大変良い成長が出来たと思います。
また来週も気持ちを切らさず頑張ってもらいたいと思います。
また、10月にはあおもり こども民俗フェス!というイベントに出演させて頂きますので宜しくお願い致します。