全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

磯山若目神社の例祭を執り行いました。

2018.11.3 -[社務日誌

平成30年10月28日に外ヶ浜町磯山地区に鎮座している磯山若目神社(いそやまわかめじんじゃ)の例祭を執り行いました。

磯山若目神社 例祭

下北半島が一望できるほどの見事な秋晴れの中、斎行することが出来ました。

磯山若目神社 例祭

若目神社は若芽神社や若目龍神宮とも呼ばれ、磯山地区をはじめ近隣の人々の講社によって崇敬されている神社です。

若目という字の由来ははっきりと分かっていないそうですが、神社近くに若目沢という沢があり、その地名からつけられているそうです。

磯山若目神社 例祭

創建は神社裏山でがけ崩れが起きて断層が生じた際、よからぬ悪しき物の仕業によるということでその力を鎮める為に神様を祀ったのが始まりとされています。

その鎮めとなったのが龍神ということで、以来、龍神宮とも称され、漁師にも篤く崇敬されることになりました。

磯山若目神社 例祭

毎年旧暦の9月17日(新暦10月25日)に例祭が行われていますが、今年は講員の都合により、若干後れての斎行となりました。

昨年は講長の都合により斎行出来ませんでしたが、今年は何とか再び祭りを執り行えたので、皆さんとても喜んでいました。

磯山若目神社 例祭

磯山地区は小さい集落ながらも、現在でも氏神様の磯山稲荷神社、岩木山神社の御分霊を祀る磯山岩木山神社、磯山若目神社の3社鎮座しており数十年前までは全ての神社で春夏秋とお祭りが行なわれていたそうです。

昔はこの3社の秋の大祭が終われば漁を開始したそうで、今では3社のお祭りが終わると大漁になると言われていたそうです。

磯山若目神社 例祭

終了後は直会を開いて楽しく過ごしました。

講中皆様のご多幸とご繁栄をお祈り申し上げます。