舞姫会の舞納め会を行いました。
2018.12.12 -[社務日誌]
平成30年12月8日に舞姫会の舞納め会を行いました。
今年の舞姫会の活動も先日の職業体験ワラッシで終了となりました。
ということで、毎年恒例の舞納め会を行いました。
早速、親御さん方が早く来て食事の準備をしてくださいました。
舞姫達も続いて準備を手伝いながら、食事後に行うゲームのチーム分けをしました。
食事の準備が整うまで、舞の稽古をしました。
そして、この舞納め会の一番の目的である親御さんに対する感謝の舞を披露しました。
本来、巫女舞は世の平安を祈り神様に感謝の心を捧げて舞うものですが、この舞納め会では舞姫の活動を支えてくれて、これまで育ててくれた親御さんに感謝を伝えるために舞います。
日頃の感謝を精一杯舞に込めて一生懸命に舞っていました。
そして、これも毎年恒例の親へ感謝の言葉をひとりひとり伝えてもらいました。
これまで大事に育ててくれたのは勿論、この舞姫会の活動も親御さん方の支えがなくては続いていません。
忙しい毎日の中でもこうして見守ってくれる親にしっかりと、自分の言葉で感謝を述べてもらうのもとても大切なことです。
そういった身近な感謝を伝えることが、世の平安への感謝に繋がっていくと思います。
それぞれ、恥ずかしながらも日頃思っていても中々言えない感謝の言葉をちゃんと伝えていました。
新しく今年入会した舞姫もひとこと、ひとこと、親御さんを見ながら伝えることが出来ました。
一緒に暮らしていると、近いばっかりに喧嘩やつい、厳しい言葉を使ってしまいますが、こうして言葉にするだけでお互いの気持ちがはっきりと理解することが出来ました。
舞姫から感謝の言葉を伝えた後は、親御さんからも子供達へ自分の言葉で述べてもらいました。
大人になっても同様に言葉にするのは恥ずかしいもので、日常の中では伝えるのは難しいですが、子供達の想いを受けてとても嬉しそうに親御さんも言葉を掛けていました。
権禰宜の舞の先生からもこれまでの稽古を通しての感謝の言葉を述べました。
また、宮司もみんなにお話ししました。
そして一年間、記録を取り続けてくれた巫女もいっぱいに感謝の言葉を伝えてくれました。
ということで、しっかりお互いに感謝の言葉を交わせたところで、楽しみにしていた食事となりました。
今年もみんな大好き、手巻きずしに特製おでんです。
親御さん方も具材を持ってきてくれたりしてとても豪華な手巻き寿司になりました。
我先にとみんな楽しそうにそれぞれ好きなものを巻いて食べていました。
すっかりお腹もすいていたようで、何回もお替りしていました。
あっという間に食べ終わり、御馳走様をして片付けが終わるまでしばし休憩時間。
お腹も満足になったからか、みんなではしゃいで遊んでいました。
親御さんからデザートの差し入れもあり、みんなで仲良く分けて頂きました。
そして、毎年恒例第二弾、ゲーム大会を今年も行うため、準備を手伝ってもらいました。
整ったところで、まず一発目はお菓子探しゲームをしました。
親御さんが大広間にお菓子を隠してそれを見つけるゲームです。
すでに隠し始めている時から興奮気味で、とても盛り上がりました。
隠しているのを見ていたのかと思うくらい、あっという間に見つけてしまいました。
習得したお菓子を数えてそれぞれの班に点数を加えます。
続いて、舞姫達の小さな妹ちゃん達も沢山来ていたので、二回戦は小さい子用に行いました。
お姉ちゃん達と一緒に探して楽しみました。
第一弾のゲームが終了したところで、第二弾はけん玉ゲームとなりました。
けん玉をどこの箇所でもいいのでチーム全員が乗せられた時点で優勝のゲームです。
順番もとても重要になるので、各チームとも熱心に決めていました。
久し振りのけん玉に悪戦苦闘しながらも、突然できたり、中々できなかったりと、チームの応援も熱が入ります。
一喜一憂しながらも意外と接戦になりました。
最後も白熱した接戦のうちに終了しました。
第三弾はボール運びゲームをしました。
先ずは背中から後ろの人へボールを渡して、端まで行ったら次は股を通して渡していきます。
これも意外と接戦で、白熱した試合になりました。
舞姫も大人もみんな子供のようにはしゃいでいました。
盛り上がったので、ボール運びはチーム内の順番を変更して二回戦目を行いました。
一回目の要領を得たため、より接戦の勝負となりました。
どこもチームワーク抜群でした。
最後のゲームは新聞紙ちぎりゲームです。
ジャンケンして勝った方が相手の新聞紙を破っていきます。
その新聞紙に立っていられなかった方が負けになりますが、これもとても白熱しました。
ジャンケンが全く勝てなかったり、勝っているのにバランンス崩したりと盛り上がりました。
ゲーム終了後は皆で得点を集計して優勝が発表されました。
優勝したチームは一番の景品をもらいました。
とても盛り上がり、あっという間に終了してしまいました。
名残惜しそうでしたが、気持ちを切り替えて、終わりの会をしっかりと行います。
年明けには書き初め大会も行います。
一年間お疲れ様でした。
また、来年、元気な姿であえることを楽しみにしています。
親御さんも本当にありがとうございました。