大晦日に除夜祭並び師走大祓式を執り行いました。
2018.12.31 -[社務日誌]
本年も廣田大神様の御神恩により滞りなく一年を無事終えることが出来ました。
除夜祭並び師走大祓式
今年も恒例祭のほか、臨時祭を含め全ての神事が斎行されました。
最後の神事は一年の感謝と来年が佳き年となるよう除夜の祈りと、半年の罪穢れを祓い清める師走の大祓式となりました。
神社関係者である責任役員、総代、世話人等をはじめ氏子崇敬者が多数参列されました。
神様と共に祈り続けた一年間を振り返りながら、その一つ一つに感謝の念を込めて厳かに手を合わせました。
大祓詞の一文字一文字を奏上しながら、少しずつ心身が祓い清められていくのを感じました。
続いて除夜祭の祝詞を奏上して感謝の祈りを捧げました。
また、人形に罪穢れをうつし、師走大祓式で八針にとり裂き、参列者の心身を祓い清めました。
参列者も思い思いの一年を振り返り、その時々の感謝を込めながら一人ひとり丁寧に玉串を捧げて拝礼していました。
日付が変わる0時に近づくにつれ、境内の声がざわめき始めていました。
津々と降る雪の寒さが神気を漂わせ、とても清々しい気持ちになりました。
間もなく年が明ける直前はとても静かな特別な時間です。
最後の最後まで一礼に全身全霊を込めて拝礼しました。
金生稲荷神社 除夜祭
本社に続いて末社の金生稲荷神社にて除夜祭を斎行しました。
本社よりもより寒さが厳しい中でしたが、それがかえって神妙さを際立てていました。
今年は一般の方も一緒に参列されて共に祈りを捧げました。
長時間、寒い中にもかかわらず皆さんも真摯に金生稲荷神社でも参列してくださいました。
境内では0時の報鼓とともに一斉に鐘を鳴らす音と、元日を迎えた喜びの声で湧き上がっていました。
一年を振り返ってみると年間行事のほかに、前年に続き6月にはパラオ共和国に渡り慰霊祭を執り行うと共に未だ戦後踏み入れられていない村の調査、また、青森に親しみをもってもらおうとりんごとホタテの津軽弁のおみくじを伊奈かっぺいさんに製作してもらうなど、様々なことがありました。
また、社頭が忙しい日が多くなり、神社への祭祀運営をより健全にするため、助勤の巫女2人と事務2人を新たに採用しました。
他にもこれまでなかった試みや新しいことは増えてきましたが、常に廣田大御神様のもと責任役員、総代、氏子崇敬者皆さんの篤い崇敬の念によっていずれも滞りなく行うことができました。
今年一年も佳き年、麗し年となりました。
氏子崇敬者皆様の新しき一年が素晴らしい良き年となりますことを祈念申し上げます。