己亥 平成31年 皇紀2679年元旦を迎えました。
2019.1.1 -[社務日誌]
戊戌 平成30年 皇紀2678年元旦を迎えました。新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
お晦日には雪が積もり、今朝も夜が明けてからも雪が降り続いていました。
午前中は時折、青空広がる場面もありましたが午後になると濡れ雪が深々と降り続いていました。
それでも沢山の方が新たな年を迎えられた喜びの笑顔でご参拝に来られていました。
昼前には授与所も長蛇の列ができていました。
また、今年新しく設けたテント授与所も好評でした。
それでも長時間お並びして待たせてしまい、まだまだ改善できるよう努めていきたいと思います。
家族連れで来ていた子供達の声も境内に響き、賑やかな景色がとても微笑ましい光景でした。
善いことや悪いことがあっても、新玉の年を迎えることでまた心機一転、心をまっさらにして輝く年を過ごすことがとても大切です。
一つ一つ節目をつけて新たな年を過ごしていただければ幸いです。
これまで、授与品の頒布を授与所と会館併設の臨時授与所を使用していましたが、ここ数年の混雑と社殿の雪が落雪した際の危険性を考慮して、廣田苑にテント式の授与所を設けることにしました。
テント式の授与所では主におみくじ類と正月の授与品を頒布するようにし、31日、1日~3日まで分散することにしました。
同時にテント授与所の向かい側では毎年恒例の開運福餅振る舞いを総代や氏子さん等で行いました。
氏子の洋菓子エリーゼさんの店主が中心となって調理し、餅つきでは参拝にきた子供たちに体験してもらいました。
瞬く間に行列になり300個以上用意したお汁粉もあっという間になくなってしまいました。
昨今、扱いの難しいお餅の衛生面で取りやめてしまう神社や自治体が多いと聞きますが、細心の注意を払いながらこれからも何とか、歳神様のお年玉を皆さんに分け与えられればと思っています。
廣田苑を整備し始めてからおよそ10年、これだけ参拝する人であふれたのは初めてだと思います。
こうして、末社も崇敬される方が増えるのはきっと神様も喜んでおられます。
新しい年を迎え、家族が安泰、健全でいられるよう家内安全の春祈祷を受けるために沢山のご家族が来られていました。
一年の慶を寿ぎ、どのご家族のお子さんも親御さんの姿を真似して、しっかりと拝んでいました。
こうして、家族ともども昇殿して一緒に一年の安全を祈願することで、また一つ絆が強く結ばれます。
また、舞姫が今回一人ご奉仕してくれることになり、助勤の巫女さん達と一緒におみくじやお守りの奉製をしてもらっています。
舞姫会で人前に出ることに慣れているからか、中学生とは思えないほど頑張ってくれています。
雪が強い時間も多いのですが、それでも途切れることなくお並び頂いていました。
テント授与所も初めてということもあり、手探りで行っていますが助勤の巫女さん達も気を利かせて工夫してくれています。
廣田苑の庭園も雪帽子をかぶり、冬らしい風景にすっかりとなりました。
まだまだ、巫女もはじまったばかりで不慣れな対応になりますが、どうぞ寛大な心でお受けいただければ幸いです。
家族、友人、お一人でもそれぞれの想いを載せながら皆手を合わせていました。
提灯の神妙な明かりが一日中辺りを照らしながら一年の始まりも無事に終了しました。
元旦祭
新年はじめの神事である元旦祭も多くの方に参列頂きましした。
笑顔で一言目の挨拶を交わしながら新しい年を迎えた喜びを分かち合っていました。
深々と降る雪の寒さを感じながら、感謝の念と希望の念を込めて沢山の方がご参列されました。
外から聞こえる多くの参拝者が鳴らす鈴の音を感じながら新年の訪れを感じていました。
今年でいよいよ平成最後を迎え、来年の元旦祭は新しい元号のもとの斎行になります。
そのような時代の変わり目も滞りなく迎えられることに喜びをとても感じています。
今年の元旦祭では舞姫会の舞姫が、神社での奉仕のほか神事で豊栄舞を奉納してくれるということで、玉串拝礼も行ってもらいました。
久し振りの一人舞を見ることになりましたが、一期生の子ということで長年稽古を重ねてきただけあり、大人顔負けのとても優雅で美しい舞でした。
張り詰めた神事の空気をより清らかに、且つ麗しく華を添えて頂きました。
元日に相応しい舞の奉納となりました。
本年も滞ることなく神事を斎行し、国の隆昌、世界の共存共栄、皇室の弥栄、地域の繁栄をお祈りしていきたいと思います。
参列された方々も新たな年を豊寿ぎながら良き年ととなるよう真摯に祈りを込めて拝礼していました。
元旦祭 金生稲荷神社
今年は兼務神社のご祈祷なども重なり、若干遅い時間での斎行となりましたがお一人参列してくださいました。
非常に寒い中での神事でしたが、凛と張り詰めた空気がとても清々しい気持ちとなりました。
時折窓から射す陽の光がとても神々しく、気持ちよくご奉仕出来ました。
新年はじめの神事も全て滞りなく斎行され、無事に年を迎えることが出来ました。
今年一年が氏子崇敬者の皆様にとって佳き年、善し年となるよう廣田大神様にお祈り申し上げます。