焼納祭(どんと焼き)が執り行われました。
2019.1.10 -[社務日誌]
平成31年1月7日に焼納祭(どんと焼き)が執り行われました。
元日から雪が続いていましたが7日も早朝に一時晴れましたが、すぐに雪が降り始めました。
今年は平日にあたりましたが、今日が仕事始めという会社も多く、出勤前後の時間帯にはスーツを身にまとった方も多くお参りされていました。
昨年から、焼納祭前日まで仕分けの箱を置いて管理してきた成果もあり、皆さんしっかりルールに則り納めて下さる方が多くなりました。
7日当日も正月巫女や助勤の子達に声掛けを積極的に掛けてもらうことで神事に関係ないものの納物も少なくなりました。
それでも、まだまだ目を離した隙に焼納祭とは全く関係のない財布や年賀状、私物などを置いて行く残念な光景もみられました。
焼納祭の時は毎年混みあうため、中央の道路が渋滞してしまいますが、今年から警備会社の方に誘導してもらった方もあり、例年よりはスムーズに通すことが出来ました。
ただ、時間帯によっては非常に混雑が激しかった場面もあるので、課題として来年に活かしていきたいと思います。
神事がはじまると綿雪が降り注ぎ、一面真っ白になってきました。
深々と降る中、多くの人が一年の感謝を伝えるべく、参列してくださいました。
大祓詞で一切の罪穢れを祓い、焼納祭祭詞を奏上して一年間お世話になった廣田大神様はじめ、八百万の大神様に感謝の念を伝えて元のお社へとお還へり頂きました。
また、お神札、お守り、しめ飾りなどの納物も責任役員、総代長によって散供をして祓い清められました。
そして最後に神聖な忌火をもって宮司が点火しました。
煙が立ち昇り、火が見え始めると感嘆の声と共に、参列していた皆さんが手を合わせてお祈りしていました。
天気は決してよくありませんでしたが、風があまり強くなかったために綺麗な火柱が立っていました。
また、今年はルールを守った納め物が多かったためか、例年以上にきれいな火に氏子総代の皆さんが感動していました。
廣田神社の焼納祭は一年間お守いただいた神様に感謝を捧げて慰める”神事”です。
一年の感謝を伝える神事だからこそ、しっかりと節度ある行動をとることが、何よりも神様の御神意に叶う行いだと思います。
昨年一年の感謝を捧げ、今年もまた新しいお神札を祀り、お守りを戴きまして佳き年、麗し年となるよう健やかにお過ごしください。
尚、廣田神社で頒布しているお神札、お守、その他は常時お預かりしておりますので必ず社務所までお持ちください。