舞姫会の書き初めが行われました。
2019.1.21 -[社務日誌]
平成31年1月21日に舞姫会の書き初めが行われました。
年が明けてから始めの稽古は必ず書き初め大会を行っています。
ということで、今日が新年はじめの稽古となりますので、書き初めをしますが、先ずは全員で初顔合わせの挨拶をしました。
その後、お正月で鈍った感覚を戻すため、舞のお稽古をしました。
1ヵ月以上時間が空いたにも関わらず、とても上手に出来ていました。
また、久し振りに会ったからか、みんな元気でとても良い笑顔でした。
舞も真剣に臨んでいました。
一度、全員で舞ったあとは二組に分かれて稽古をしました。
お互いのを見合うことでより緊張感を持って行うことができました。
また、暮れからちょっと見ない間にまた一段と成長したようで、大きく見えました。
熱がはいった稽古になってきましたので、先生もしっかりと細かい所を指導します。
それを受けて舞姫達もしっかりと修正して舞っていました。
次期までは月に一回の稽古となりますが、忘れずにがんばってもらいたいと思います。
時間が限られているので、今日は舞の稽古もこれで終了しました。
続いて、新年はじめの稽古日ということで、お正月についてのお話しをしました。
何気なく暮らしている日々の生活になじんでいる文化、風習というのは意外と知らない事が多く、正月も例外ではありません。
そこで、知っているようで知らないお正月のお話しをしました。
知らなかったことばかりで、とても興味津々に聴いていました。
そして、いよいよ書き初め大会となりました。
先ずは、書く順番をくじで決めました。
それから筆の持ち方や墨の付け方などを教えて、早速書き初めにはいりました。
色々と騒ぎながらも書きはじめると真剣な面持ちで書いていました。
今年も勿論、宮司も先生も、そしていつも写真撮影ほかお手伝いしてもらっている巫女にも書き初めをしてもらいました。
何を書くのか興味津々で舞姫達が見るので、とても緊張しますが気持ちをこめて書き上げました。
一年前経つだけで、見違えるように字が上達していて、心身の上達だけではなくそういった営みの中で培われるものも成長しているのだと気付かされました。
集合写真を撮影した後は、恒例の抱負の発表会となりました。
それぞれ書いた色紙に込めた今年の抱負を一生懸命発表してくれました。
書き初めが終わったところで、休憩時間となりました。
正月期間にお手伝いしてくれた舞姫が教育委員会のプログラムでアメリカへ行ってきたということで、そのお土産と県外に帰省した舞姫からもお菓子を頂きました。
久し振りに会ったのでお互い話題も尽きず、とても楽しそうにお話ししていました。
今日は時間があればもう一つ正月行事を体験したいと予定していたため、休憩も早々に御馳走様をして次の準備に取り掛かりました。
今回、新たに企画して準備したのは「福笑い」です。
小学校低学年の授業でやったことがある舞姫もいたそうですが、今ではすっかり馴染みがなくなった正月の楽しい行事です。
2人一組になって顔のパーツを書いたり、切ったりしました。
とても楽しいようで、どこのチームも大笑いしながら作っていました。
いつの時代になっても笑いのつぼは同じようで、わざと変な顔をつくって遊んでいるのは同じでした。
最後はそれぞれのチームで作った福笑いの顔をお互いに発表して終了しました。
今期は3月で終了になりますが、現在のところ、全員が継続希望ということで、次期もみんな一緒に稽古していくと思います。
のこり僅かの年度ですが、何事も感謝の気持ちを忘れずに全力で楽しんで活動していきたいと思います。
最後に、恒例のお年玉を宮司から渡して終了となりました。
来月、また元気な姿で会いましょう。