青森県神職保護司会の総会が開催されました。
2019.3.4 -[社務日誌]
平成31年2月28日に青森県神職保護司会の総会が開催されました。
青森県神職保護司会は青森県内の保護司を務めている神職が情報交換、交流を目的に設立されている会です。
保護司は法務大臣から委嘱を受けた非常勤の一般職国家公務員にあたり、保護司法の第1条に明記されている「保護司は、社会奉仕の精神をもつて、犯罪をした者の改善及び更生を助けるとともに、犯罪の予防のため世論の啓発に努め、もつて地域社会の浄化をはかり、個人及び公共の福祉に寄与することを、その使命とする」。を使命とする組織です。
その理念に共感し、社会に寄与するために神職を務める傍ら保護司の活動をしている方が全国に沢山います。
当神社宮司も保護司の就任以来、保護司を務めているため参加しました。
事業報告、監査報告、決算、事業計画案、予算案のいずれも滞りなく承認されました。
ここ何年かで若い神職も保護司を担うようになり、結成以来、一番人数が多くなりました。
今回は、総会後に犯罪や非行をした人たちの社会的・経済的な自立を支援することを目的に設立された更生保護施設の「更生保護施設プラザあすなろ」の見学をしました。
所長さん自ら案内して下さり、最後にはどういった変遷で青森にも作られたのか、また、現在の状況などの話もお話しくださいました。
保護司は一般の方でもなることができ、不足している地域も沢山あります。
ぜひ、活動に参加してみたい方は知り合いの保護司か青森法務総合庁舎内の青森保護観察所にご相談ください。