第6回寒川神社東北嶽東会が開催されました。
2019.4.2 -[社務日誌]
平成31年3月25~26日に掛けて第6回寒川神社東北嶽東会(がくとうかい)が山形県で開催されました。
嶽東会とは八方除総鎮護として全国より崇敬を集める神奈川県の寒川神社の旧神職で構成される会で、その中でも東北出身者で結成された会が東北嶽東会になります。
数年前に結成されてから東北各県を毎年まわり、会員同士の親睦を図るとともに各県神社の視察参拝や、情報の共有などによる斯界の発展を望むべく行われいてます。
昨年は山形県で行われましたが、一昨年、北海道の函館八幡宮宮司に寒川神社で奉仕されていた方が就任されたということで、今回、特別に北海道で行うことになりました。
先ずは函館の市場で海鮮をいただいて堪能した後、函館八幡宮へ向かいました。
今年も寒川神社の禰宜さんがお出で下さり、共に正式参拝をしました。
函館八幡宮は文安2年(1445年)に亀田郡領主である河野政通が函館に城を築く際、その鎮守神として八幡神を勧請したのに始まると伝えられ、北海道屈指の古社として旧社格は国幣中社に指定されていました。
正式参拝後は函館八幡宮の宮司さん自ら神社の案内をしてくださり、ついつい話も弾みました。
職員の方々も忙しい中、丁寧にご接待頂き素晴らしいお神輿も拝見することができました。
函館に来たら是非、夜景をということで函館山へロープウェイで登り、夜景を楽しみました。
夜景を楽しんだ後は宿泊する湯の川温泉に移動して懇親会が開催されました。
それぞれの会員持参の地酒をいただきながら、近況報告やお互いの情報交換に大変盛り上がり楽しく過ごすことが出来ました。
2日目は箱館戦争の遺構として有名な五稜郭をタワーに昇り眺めました。
その後も時間まで函館観光をして今年の東北嶽東会も滞りなく無事に終了しました。
あっという間の会でしたが、一年に一度、こうして同じ神社へ奉仕した繋がりだけでご縁を頂き、楽しく学ばせていただきながら懇親を深められるのはとても有意義な時間です。
また来年も楽しみにしております。