舞姫会の稽古が行われました。
2019.4.19 -[社務日誌]
平成31年4月12日に舞姫会の稽古が行われました。
舞姫を題材にした棟方志功版画展に出品した版画を持ってきてくれました。
とても上手でみんなで感心していました。
学校も新年度を迎え、それぞれ新しい環境で一年がはじまりました。
先ずは前回の続きのお辞儀の作法を復習しました。
今年はこういった普段の立ち振る舞いもしっかりと習得していければと思っています。
続いて舞の基本となる唱歌を練習しました。
この歌をしっかりと覚えないと、拍の取り方、また舞の合わせ方がバラバラになってしまいます。
歌を合わせることで、実際に動いた際に頭の中で同じ曲が流れることで自然と体も同じ拍を取って動けるようになるわけです。
今期は新しい舞姫はいなく、全員継続となったため、より深く舞を習得してい行きたいと思います。
そのため、昨年指導してくださった山形県の舞講師、荘内神社の神職さんに習った正式な動きを復習しました。
同じ舞でも時代によって、研究によって日々細かな動きが修正されたり、解釈が変更されたりするため、常に新しい講習を受けていかないと古い動きになってしまいます。
そのため、これまでやっていたものから昨年正式に習った最新の動きに修正していく稽古となりました。
これまで長く習ってきていた一期生の舞姫達は微妙な違いに苦労していました。
逆に言えば、違和感を覚えるほどしっかりと体に動きが染みついていました。
二期生や三期生の舞姫達も戸惑っていましたが、昨年習ったことを思い出しながら舞っていました。
そうこう頭を使って稽古しているとあっという間に時間も過ぎて休憩時間となりました。
食前感謝を唱和をしてからいただきました。
新しい学年になった学校の話などで盛り上がりながら楽しく過ごしました。
休憩も早々にみんなでお片付けをして終わりの会となりました。
ここ二週でお辞儀のお作法を習ったこともあり、終わりの会の姿勢も綺麗になっていました。
姿勢を正すことで心も正されていきます。
この姿勢を忘れずにしっかりとこれからも体でも覚えてもらいたいと思います。
例大祭の奉納に向け、これからも稽古を重ねていきます。