桂渕神社(龍神宮)の例祭を執り行いました。
2019.4.26 -[社務日誌]
平成31年4月19日に外ヶ浜町桂淵に鎮座する桂渕神社(龍神宮)の例祭を執り行いました。
桂渕神社は中師地区の端に鎮座しており、地元では龍神宮とも呼称され、かつて蟹田川の氾濫を鎮めるために水神を祀ったのが由来といわれています。
そのため、他の氏神神社とは性格が少し異なり、周辺地域七ヵ村に鎮座する上小国小国神社、中小国加茂神社、下小国住吉神社、山本稲荷神社、南澤神明宮、大平八幡宮、外黒山稲荷神社の役員総代が輪番制で管理運営をしてご奉仕しています。
神社の近くには大蛇が鎮まるという桂淵の由来になった伝説の沼が残されています。
また、最近までこの沼の鳥居前からサンゴ(占い)をして豊作の吉凶をしていたそうです。
今年も天気が良く青空広がる中、沼も穏やかな装いで鳥たちが羽を休めていました。
今年も当番区である上小国小国神社の代表はじめ氏子さん方と、各区長さんが参列して集落の安泰、五穀豊穣、産業発展を祈願しました。
終了後は直会となり各区長さん方と楽しく懇親を深めました。
その後は恒例の当番区の公民館へ移動して引き続きご奉仕頂いた地区の氏子さんを労いながらの直会となりました。
こうして各村が集合して一つのお社を守ると共に、大神様のもと交流を深めるのは素晴らしいことと思います。
崇敬者皆さんの益々のご健勝ご多幸をお祈りします。