舞姫会の稽古が行われました。
2019.4.27 -[社務日誌]
平成31年4月19日に舞姫会の稽古が行われました。
集まってきた順からくじを引いてその日の当番をしていきます。
上級生の舞姫達は結婚式のパンフレットを眺めながら楽しそうに話していました。
とても綺麗になった作法ではじめの会も、より緊張感が出てきました。
今日はすぐ稽古に入りました。
先ずは、日本の古典音楽では最も大事な唱歌です。
先週も紹介した通り、この唱歌がしっかりと歌えるかどうかで舞の動きも連動していきます。
したがって、この唱歌を正しく、また、合わせて歌えることが何よりも舞の上達の一歩になります。
全員で唱歌した後は半分に分かれてそれぞれ歌を聴きながらお互いを指摘しあいました。
唱歌後は合わせた歌の感覚を忘れないうちに実際に舞ってみました。
先程練習した歌を頭の中で繰り返しながらそれを手や足、また周りに合わせていきます。
また先週同様に正しい舞への修正をしているため細かく指導していきます。
全員でお辞儀する箇所もこれまでの礼儀作法の稽古が体に染みつき始めているのか、とても綺麗に揃っていました。
年度初めの舞奉納が、その年の一番大事な祭事の奉納となるため、特にこの短い期間は濃密に指導していきます。
実際、今年は新規の舞姫はいないため、難しい要求もどんどん吸収して身に着けていきます。
一通り修正をしながら全員で舞った後は見稽古にはいります。
半分ずつに分かれてお互いを見合います。
神職の祭式でもそうですが、自分の感覚と実際に動けている体勢とは大きく異なっている場合はよくあります。
ですので、必ず人に見てもらい、また鏡等に映して自分の姿を客観的に見ることがとても大事です。
稽古に熱中していると休憩時間もあっという間にやってきます。
いつも通り食前感謝を唱えて楽しく頂きました。
お片付けもこなれたもので、綺麗にまた素早く終了しました。
来週もどんどんより美しい舞が奉納できるよう協力し合いながら頑張っていきたいと思います。
6月19日の例大祭前夜祭である宵宮での奉奏、楽しみにお待ちください。