舞姫会の稽古が行われました。
2019.5.15 -[社務日誌]
令和元年5月11日に舞姫会の稽古が行われました。
過去最大のゴールデンウィークを明けてからの初稽古でした。
長い休みで体調など心配していましたが、みんな一層元気に集まってくれました。
昨月稽古した作法も忘れずにしっかりと出来ていました。
始めの会をして早速、唱歌の稽古にはいりました。
今年は新規の舞姫は取らなかったことこから、全員が基礎的な舞ができるためより基本的な動きを高めるための稽古にしています。
唱歌を積極的に稽古するようになってから確実に呼吸が合ってくるようになってきました。
唱歌のあとは、全員で一緒に舞いの稽古をしました。
前回に続いて最新の講習会で指導されている動きでの修正稽古をしました。
少しずつ慣れてきてはいるものの、まだまだ身に沁みついた動きになってしまう場面もあります。
それでも逐一先生の指導を受けながら少しずつ体に覚えさせていきます。
お稽古は何事も回数をこなすということはとても大事です。
もちろん、その一回一回をただ機械的に動くのではなく、集中して考えながら意識しながらというのが更に重要になってきます。
それを舞姫自身もみんなわかっているようで、回を重ねる毎に上手になっていきます。
何度か舞ったところで次は二人舞の稽古に入りました。
昨年は一人舞を全員で奉納しましたが、今年は更に難易度をあげて二人舞を全員で行うことにしました。
先ずは先生と一期生の舞姫とで見本を皆の前で披露しました。
二人舞は実は初めての体験であるため、熱心に見稽古していました。
一人舞と動きが違う上に、なによりも二人の意思疎通ができなければ綺麗な舞とならないためとても難しくなります。
手本の舞を思い出しながら動いていました。
一人舞と違う個所はもちろんしっかりと出来ていますし、二人舞の動きの部分も思っている以上に出来ていました。
それでもまだ頭で考えながら動いているので、それが意識されなくても自然と体が動くようにしていきます。
また、細かく先生の指導を受けながらより美しい舞を目指していきます。
二人舞も人が変わるとまた微妙に合わせるタイミングが違ったりするので、誰でも合わせられるようにしていきます。
あっという間に時間も過ぎ、休憩時間となりました。
自分たちでしっかり用意して恒例の食前感謝で頂きました。
ゴールデンウィーク明けということで、お互い喋りたい事がいっぱいあるようでとても楽しそうにお話ししていました。
お土産も沢山いただき、みんなで美味しく頂きました。
食後感謝もしっかりと歌ってみんなでお片付けです。
手慣れたもんで、遊びながら大人顔負けなくらい綺麗に整理整頓していました。
最後に終わりの会となりました。
今日一日の感謝の念を込めて手を合わせます。
あと、本番まで一ヶ月ですが、どこまで素晴らしい舞に出来るか今から楽しみです。
是非、6月19日宵宮での奉奏にお越し下さい。