ねぶた入魂祭並び安全祈願祭を執り行いました。
2019.5.21 -[社務日誌]
令和元年5月16日に青森市役所ねぶた実行委員会さんのねぶた入魂祭並び安全祈願祭を執り行いました。
題材は、ねぶた師、京野和鴻:作「奉祝 廣田神社 津軽神楽」だそうです。
今年のねぶた祭りにおいて青森市役所ねぶた実行委員会さんが当神社を題材にしたご縁から安全祈願祭を執り行うことになりました。
ねぶたは様々な古事の場面を題材にすることが多いのですが、その勇壮な姿を表現するのに戦っている場面というのが多く使われています。
しかし、今回新たな御代を迎えるにあたって平和で希望の持てる題材、尚且つ地域性があるものということで、青森市役所の氏神様でもあり、青森の一大開拓の恩人、進藤庄兵衛正次翁を祀る当神社で奉奏される津軽神楽を選んでくださったそうです。
今回、原画と共に実行委員会の方々が参列してねぶたの入魂と併せて運行安全を祈願しました。
実行委員会さんでも初めての神事ということで、大変喜んで頂けました。
ねぶたは特定の宗教をともわないお祭りですが、その根本に眠る民俗性はその土地の宗教的観念が色濃く反映されることは世界のどこの地域においても間違いありません。
そのため、神事として行なわれる祭りではありませんが、ねぶたが製作されているラッセランドが建設された際には全団体の安全祈願祭が行われていますし、また、多くの団体でもそれぞれ入魂祭が行われるなど祭りに対する姿勢には日本人の精神性が深く残されています。
制作安全、運行安全を廣田大御神様に祈念申し上げます。
廣田神社限定 ハローキティねぶたお守り
当神社では全国で唯一ねぶたをモデルにしたハローキティのお守りを頒けています。
詳しくは→http://hirotajinja.or.jp/onegaigoto/omamori/
廣田神社限定 ねぶた御朱印
御祭神でもある青森開拓の一大恩人、進藤庄兵衛正次の生誕400年を迎え、平成27年の青森ねぶた祭りでは史上初めて庄兵衛を題材にしたねぶたが登場しました。
それを記念してその題材をもとにしたねぶた御朱印を奉製しました。