青森県神社関係者大会が開催されました。
2019.5.23 -[社務日誌]
令和元年5月17日に青森県神社関係者大会が青森国際ホテルにて開催されました。
県内神社の宮司や禰宜等の神職をはじめ、責任役員や総代、氏子等神社関係者が一同に参集し大会が開催されます。
例年であればお盆が過ぎた8月末に開催されるのが恒例ですが、今年は御代替りの奉祝パレードを9月24日に行うということで、これまでとは違ったホテルを会場にして開催されました。
そのような事情により今年度は式典を中心とした天皇陛下御即位奉祝の記念大会になりました。
先ずは第一部として喜多流仕舞「月宮殿」を青森喜多流の皆さまに清興としてご披露頂きました。
続く第二部の式典では当神社宮司も主催者の一人として最前に参列し、開会の辞、神宮遥拝、国歌斉唱(二唱)、敬神生活の唱和の後、青森県神社庁長より式辞が述べられ、、青森県神社総代連合会会長の挨拶となりました。
表彰においては神職の勤続、または特別に功労があったものが表され、続いて役員総代の功労や多年に亘る奉仕、神宮大麻の増頒布などが顕著であった方々が表彰されました。
今年は当神社の氏子町会である常磐町の町会長、今坂章子さんが非常に困難な状況にも拘わらず、特別の努力をなし増頒布をしたことで受賞され、表彰者代表で栄に浴されました。
続いて来賓祝辞として神社本庁統理(代理)、神宮大宮司(代理)、神道政治連盟会長、青森市長から祝辞を賜り、衆議院・参議院の国会議員の方々、県議会議員の方々ら来賓の紹介もされました。
そして、本年の大会宣言案の「わが国が近代国家となって以来、初めてとなる御譲位に基づく御代替りの御儀は、国中に皇室尊崇の真心が日一日と満ち溢れる中、つつがなく執り進められ、天皇陛下には去る五月一日、上皇陛下より御位を承け継がれ践祚遊ばされた。かかる慶びの中に新しい御代を迎えたことに、私達は比類なき感激を覚えるとともに、年末にかけて執り行われる御即位関係の諸儀式、とりわけ即位の礼・大嘗祭の奉護に全力を尽くしてゆく決意を固めた次第である。即位後朝見の儀に臨まれた天皇陛下は、上皇陛下の御事蹟に深く思いを致され、祭祀に勤しまれてきた御歴代天皇の大御心のま隋に研鑽に励み、責務を果たしてゆかれる旨を宣明せられた。代々変わる事無くひたすら国家国民の平安と発展、そして世界平和を祈念しされる大御心を拝し、私達神社関係者はその大御手振りに倣い、一層神明奉仕に励み、祭祀の厳修に務め、皇室の御安泰をお祈り申し上げなくてはならない。本日のこの大会に当たり、私達一人一人がそれぞれの立場・職責のもとに、大御心に副い奉るべく、民族の誇りと伝統の回復を図り、輝かしい令和の大御代の建設と弥栄に向けて邁進する事をここに誓う」が提案宣言され、満場一致で採択されました。
最後に聖寿万歳を声高らかに挙げて滞りなく大会を納めることが出来ました。
以上で第二部が終了し、関係者大会では初めてとなる直会を開催しました。
2フロアを貸切、それぞれの神社、地域の関係者等と交流を図り賑々しく無事終えることが出来ました。
今年も大会宣言を心中に据えて変わらない奉仕に尽くして行きたいと思います。